お知らせ : ページ 397

本物の玄関ドアは、もっと重厚感がありますよ

先日、玄関ドアが入荷したとお伝えした、愛知県半田市でレンガ積み外壁を施工中の輸入住宅、K邸。

既に玄関ドアは現場に運ばれ取付けを終えましたが、周囲にレンガが積まれた状態の方が、ちゃんとイメージ出来るでしょうから、今回はカタログ写真でお見せします。

と言っても、色やアクセサリーが豊富にある為、写真とデザインが同じでも、全く同じものではありません。そこが、国産のものと違う楽しさですよね。

写真のドアの色は、少し塗装が剥げた感じを出す為、ラスティック仕上げになっています。どっちか言えば、北欧のバイキング的な雰囲気でしょうか。

K邸のものは、もっと濃い色のマホガニー。ですから、中世の古城をイメージさせてくれる重厚感があります。勿論、写真のものでも十分重い感じは受けますが・・・。但し、このドアは、以前にもお話ししたように本当の木ではありません。ファイバーグラスで出来ているんですねぇ。

皆さんは、ステンドグラスの入ったエレガントなドアが好きですか?それとも、こういった個性的なドアがお好きでしょうか。ほんと、輸入の玄関ドアって、面白いですよね。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: お城のドアにもクリスマス・リース (2014年12月30日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: デザイン | タグ: , , |

雨でも現場は動いている

今日もお客様をお連れして、築12年のレンガの家と現在レンガ積み外壁を施工中の愛知県半田市 K邸の現場へ伺ってきました。

築12年ともなると、普通の家でしたら随分とくたびれてくる部分もあるんでしょうが、東海市のF邸はそんなこと微塵もありません。反って、レンガ積みにしてもインテリアのドライウォールにしても、アンティーク感まで出てくるので、どんどんよくなる気がします。やっぱ、本物の輸入住宅っていいですねぇ。まさに、洋館です。

ホームメイド設立間もない時の初期の代表作と言えますね。ほんと、Fさんにはおうち共々お世話になります。お連れしたお客さんともいろんな話が弾んでしまい、2時間が経過してしまいました。その後、お時間が少しあるとのことでしたので、半田の現場へ。

新築現場は、土を掘り返して擁壁や基礎を造るもんですから、雨が降るとどうしても足元が悪くなります。

そんな中でも、カナダのレンガ職人は、黙々と仕事をしてくれていました。そんな真面目な姿をご覧に入れることが出来て、よかったと思います。(雨は既に止んでいましたが・・・)

また、室内では、電気屋さんが電気配線の工事をしていました。こちらも「こんなに電線がたくさん入っているとは思わなかった」とビックリされていました。そう、現場はいつも発見と改善の連続なんです。

お客様の靴も汚してしまい、大変申し訳なかったですが、いい体験をして頂けたのではないかと思います。これに懲りずに、また現場に足を運んで下さいね。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご利用下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: , , |

通気機能のない基礎パッキンもある

基礎パッキンというと、床下を常に乾燥させる為の通気材として使われますね。また、基礎と土台の木が直接接してそこが結露することのないように、間に基礎パッキンを入れているという仕掛けも存在します。

昔は、立ち上がり基礎の一部に開口を設けて、そこに金属製の換気口をはめるのが一般的でしたが、基礎パッキンの登場で基礎ラインを欠損させることなく、床下全体の通気・乾燥を実現出来るようになりました。

ただ、一つ課題があるのは、家の中(室内)で床下がない部分があるということ。それは、玄関内の靴脱ぎ(土間)。日本では玄関で靴を脱いで上がり框(かまち)で1階のフロアへ上がります。つまり、欧米のように1階のフロアと玄関土間とが同じ高さにないのです。

玄関土間の床が、基礎パッキンより低い高さに来る場合、通気機能のある基礎パッキンだと風が室内に入り込んでしまい断熱性が保てません。もしそこを内側で塞いでしまうなら、通気を失いますが外側は穴が明いた状態となります。

空気の流通があるからこそ、シロアリ等が嫌がる状況が生まれるのに、穴だけ明いた状態なら被害のリスクが高くなります。そこで敢えて通気をしない気密のある基礎パッキンが必要になるんですね。

また、逆に、玄関土間の床が基礎パッキンより高い位置に来る場合、土間下地のコンクリートが基礎パッキンに被ってきますから、この場合も通気しない基礎パッキンの方がいいと思います。

ただ、この部分だけ本当に通気をしなくてもいいのかと言えば、私はよくないと感じます。だって、玄関土間だって家の一部ですから。シロアリや耐久性、住み手の感覚を考慮して、改善すべき点はいろいろありますが、常に前進してベターなモノづくりをしていきたいものです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 通気を促す基礎パッキン (2007年3月30日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 健康・安全 | タグ: , , , , , , |

レンガ積み 施工動画(2)

以前、岐阜市のN邸でアーチの部分を積む様子を動画でアップしましたが、今回も愛知県半田市の輸入住宅 K邸に来たカナダのレンガ職人のレンガ積みの様子を、携帯で撮影しましたのでお見せします。

玄関ポーチの小さな外壁部分ですが、足場など撮影の邪魔になるものが少なかったので、レンガ職人の手元もよく見えます。

鉄筋を入れたり、垂直を確認したり、レンガの目地になるモルタルを通気層へ落とさないように、うまく専用ゴテを使ってレンガの上に載せていくところなど、簡単なようで熟練が必要な仕事を黙々とこなしていきます。

また、載せたレンガにモルタルがしっかり噛むようにコテなどで叩いている様子や水平を見ているところも確認頂けます。1個1個、1ライン1ライン、丁寧にレンガを積むから、出来上がったレンガ積みの外壁が1枚のパネルのように仕上がるのです。

こういう現場の様子は、近くで見ていても飽きないですね。こうしたデザインの建築施工をご希望の方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: , , |

INAX (現:LIXIL)「温水洗浄便座 Kシリーズ」 点検&修理

2003年4月から2013年1月まで製造した温水洗浄便座「Kシリーズ」の内、フルオート便座機能を有した機種において、使用開始から10年前後の使用で、フルオート便座機能(便座・便フタの自動開閉機能)が作動しない不具合が発生することが判明。
この不具合による安全上の問題はないようですが、LIXILにて無償で点検及び修理を実施。

詳細:LIXILからの大切なお知らせ

問い合わせ先:0120-179-429  受付時間:9:00~17:00(平日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご利用下さい。

| カテゴリー: ご案内・注意情報 | タグ: , |

レンガ積みが、自立しているのが分かりますか?

丁度、外壁の一番端のところがありましたので、写真を撮ってみました。

構造部分は、立ち上がり基礎で、その外周にレンガ積みの外壁(外装材)が施工された様子です。見事にレンガの裏側が見えていますね。つまり、レンガの外壁(外装)が直立していて、基礎にもたれ掛っていないということを表しています。

普通、サイディングやタイルの外壁材であれば、構造壁に張り付いていますから、壁にとってはサイディングやタイルの重量が、大きな負担となります。家自体が、重い鎧を着させられているようなもんですね。

でも、本物のレンガ積みなら、構造壁は楽ちん、楽ちん。

勿論、万一レンガが倒れ込まないように、構造壁からブリック・タイと呼ばれる引っ張り金物を出して、レンガの目地に差し込んであります。(この写真では、あまり分かりませんが、他のレンガ積みの記事で、その状態をご覧頂けます)ガッチリ挟まれたブリック・タイで構造壁とレンガとを緩やかに繋いでいるという訳です。また、レンガの外壁に縦筋や横筋を入れて耐震補強をしてあるのも、この写真でよく分かりますね。

また、レンガを自立させて、レンガの内側に通気スペースを作りますから、流れる空気に構造壁は常に晒されます。だから、外壁面の内部結露が発生しない仕掛けが出来ているんですね。

技術レベルの低い職人だと、レンガを施工する際のモルタルをこの通気層内にたくさん落としてしまうのですが、カナダのレンガ職人は殆ど落とすことなく積み上げますから、レンガの裏側も綺麗ですね。こういうことでも、技術の高い職人かどうかが分かります。

私たち ホームメイドが、わざわざカナダから職人を呼び寄せて施工する意味が分かりますでしょうか。

そうそう、このレンガの厚さやレンガに明いた穴にも注目して下さいよ。約90mmの厚さと中空の穴によって外断熱を実現しているんです。

如何でしょうか、レンガ積みの外壁には、非常にたくさんの仕掛けや技術が導入されていますね。こういう細かな気遣いが出来ないから、他の住宅メーカーは、レンガ積みに手を出そうとしないのです。私たちの多大な労力や技術は、皆さんにお出しする見積の金額以上のものになっているはずです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: , , , , , , , , , , , , , |

重いレンガを手で運びます

外壁のレンガ積みがスタートした愛知県半田市の輸入住宅K邸。

表面がゴツゴツした重厚感のある表情の赤レンガ。名前をHeritage Brownと言います。ホームメイドのお客さんには、このレンガは人気があってちょくちょくお使い頂いています。

このレンガ、1個当たり4kgを超えてきます。ですから、重厚感があるというより、本当に重いレンガなんです。だから、断熱性もあるんですが・・・。

で、これを5個一辺に運べる道具が、このブリック・ハンガー。ただ単にレンガを5個並べて、それを両側から挟んでいるだけ。

上の取っ手を持つと、テコの原理が働いてレンガを強く挟み込みます。レンガの下には、支えも何もありません。それだけの簡単な仕掛けだけで、本当にこんな重いレンガを5個も一度に運べるの?だって、20kg以上でしょ!

はい、ゆすっても階段を上がっても、レンガが落ちることはありません。嘘だと思ったら、持たせてあげます。但し、レンガ職人のように、両手で2つ持つとなると相当覚悟が要りますよ。

是非、半田市の現場にお越し下さい。但し、現場が狭いので事前にご連絡をお願いします。車を止めるところを確保しないといけませんので。

そうそう、このブリック・ハンガーもホームメイドの備品です。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご利用下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: , , , |

ようやく来たが、仕事は明日

火曜の夜に来日したレンガ職人のGさん。何でも岐阜の彼女のうちに泊まるから、水曜の午後に愛知県半田市の現場でレンガ積みの打合せしよう、なんて言う。随分、日本に慣れてきたもんだ。

で、昨日の水曜日。そろそろ現場に出掛けようかと思っていた時、彼から電話。雨が強いから、木曜の朝に現場に行きたいって・・・。まあ、仕方ないか、と思って、木曜は午前中来客があるので、工務のスタッフと朝打合せしていてくれ。来客が済んだら午後現場に行くから・・・ということでOKにした。

で、今日現場に行ったが、彼はいない。彼女と自転車に乗ってどこかに行ったらしい。電話したら、現場に来るって。で、今日はどうしたと言ったら、「宿泊先の部屋の片付けをしなきゃいけないので、仕事は明日から」だって。

おいおい、呑気に彼女とデートかい?外壁の日程があるから、そんなんで大丈夫か?と聞いたら、全然大丈夫だってさ。ほんとかよ~~?まあ、カナダ人はあくせくしないやつが多いから、こんなもんなんだろうが、ちょっとプッシュしないとね。

明日、レンガを運びに現場に行くので、遊んでたら怒鳴ってやるぅ~~~!(笑)日本人と同じように思ってると、ストレス溜まるよなぁ~。こんなやつらと付き合えるのも、私たちくらいかもね。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご利用下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: |

外壁レンガを運んで、体が痛い!

青いスペシャル防水紙ウェザーメイト・プラスを施工した後、白い樹脂サッシを取り付けた状態が、この写真。なかなかカッコいい輸入住宅になってきたでしょ。

昨日は、屋根屋さんが来て、アスファルト・シングルの屋根を施工しにきていたんですが、私も現場作業をしに行きました。

それは、レンガの搬入。重さ約4kgのレンガが396個で1パレット。そのパレットが、11台狭い場所に入ってきます。何と総重量は、17.5トン。これでも外壁全体では、まだ半分以下の量。こんなのが、遠いカナダからはるばる来てくれる訳ですから、素晴らしいことですよね。

で、私たちは、パレットに載せられたレンガを外して、それを高台にある家のまわりに運びます。そうすることで、レンガ職人は外壁のレンガ積みがしやすくなりますし、レンガの置き場所が分散されて狭い場所の有効活用できるのです。

でも、この重さのレンガを家の奥の場所まで運ぶのは、手作業です。高台ですからリフトも使えませんし、足場があって更に狭くなっていますから、人手で運搬するしか方法はありません。

日暮れまで3人のジジイたちで運びましたが、やっぱり全部上げるのは難しかったですね。でも、頑張りました。

今日の午後は、カナダのレンガ職人と施工前の打合せ。本当はお休みですが、今日も現場に行きますよ。零細ビルダーの社長は、何でも屋ですねぇ。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご利用下さい。

| カテゴリー: レンガ積み外壁 | タグ: , , , , , |

垂直を取りながら、建方工事は進む

2x4工法だけでなく、在来工法の木造でも同様に行いますが、壁や柱を立てた後、壁(柱)や床に長い柱材を斜めに取り付けます。

先日、建方工事(構造を造る工事)が終わろうという現場をお客様にお見せした時、お客様から「この斜めの材木は何ですか?」という質問を頂きました。

2x4工法の輸入住宅では、床を組んだ後、壁を1つずつ造っていきます。その時、それぞれの壁が垂直に立っているか、壁同士の間隔がずれていないか、を見ながら建方工事を進めていきます。ですから、これは壁の垂直や位置関係を保持する為に、仮に付けられた柱材なんです。この作業を私たちは、「建て起し」と呼びます。

これによって、三角の形が生まれますから、位置がガッチリ動かなくなるという訳です。木材は、自然なものですから、建方工事の途中で知らぬうちに動いてしまうことがよくあるんですね。それをこれで抑え込むのです。

最終的に構造全体が組み上がってしまって、どこにも動くことが出来ない状態になってしまうと、これは役目を失います。そこで、ようやく仮付け柱を撤去するんですね。

垂直・水平に狂いがあると、室内の造作工事をする際にいろいろと面倒が生じます。そういった点では、一見無駄に見える地味な仕事にこそ家づくりの基本があるんです。家づくりは、早くやるばかりが能じゃありません。精度を出しながら、考えて仕事を進める姿勢が大切ですね。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 健康・安全 | タグ: , , , , |