お知らせ : ページ 386

昭和高校の同窓会は、頑張ってるなぁ

昨日、2013年度の同窓会 総会がありました。不肖私は、33回卒の代表理事として参加させて頂きました。

毎年来て頂けるのは、年長の皆さんばかり。勿論、卒業1年目の若い同窓生をメインで呼ぶので、そっちの方が大勢なんだけど、2年目、3年目となるとどんどん人数が減っていく。

若い人たちが年に1回集まれる場という感じに、もう少ししていかないといけないよねぇ。

そうは言いながら、写真に写っている藤村さん(私たちの時は体育研究室のバレー教師、後に校長に就任)や田島さん、あんしげさんや浜島さんなんかもいつも参加してくれています。

そして、いつも最後に歌うのは、校歌なんだよね。私らくらいのおっさんになると、校歌のメロディはグッとくるんだよ。やっぱり、ノスタルジーを感じるんだろうね。

皆さんもたまには出身校の同窓会や校舎に仲間を連れて遊びにいってみては如何でしょうか。青春の暑かった夏を思い出すかも知れませんよ。

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何でもありの便利さか?目的に特化した楽しさか?

家づくりをしたいとお考えの人に最初にお話しさせて頂くのは、家づくりのテーマについてです。それは、目的や目標、家のコンセプト、家を造ることによって何を得たいのかということと捉えて頂いてもいいと思います。

それは、きっと非常にシンプルな言葉で表現出来るものだと私は思います。

これを映画やドラマのタイトルと同じと考えるとより分かりやすいかも知れませんね。そう、皆さんのおうちにタイトルを付けるとしたら、どんなおうちでしょうか?一度考えてみて下さい。

それがはっきりしているご家族は、家づくりの過程において考え方が大きくぶれることはありません。

それが優先順位一番のはずですから、間取りやデザイン、資材や家具の選択をする時、どちらかを選ばなければいけないという場合でも、「テーマから考えれば、こっち」だという意識が自然と生まれてくるのです。そこには迷いはありません。

では、もしそういったテーマがないとしたら、どうなるでしょうか。つまり、建てるという行為自体が目的となってしまった場合を意味します。

そこには何でもありの考え方しかありません。例えば、素材にこだわりはありませんから、安ければ何でもいい、見栄えさえよければ何でもいい、流行りのソーラー発電も付けたい、個室以外にゲストルームもあるといい、将来子供が乗ることを考えて駐車場は4台欲しい、予算は2000万円以下にしたい、オーディオ・ルームや書斎、納戸なども必要、敷地は狭いけど庭も広く取ってバーベキューをしたい、という希望があるとします。

確かに限られた資金と敷地面積の中で、出来るだけ多くの希望を叶えたいというのは人情ですから、よく理解出来ます。

ただ、そこには多くの矛盾を含んでいることがよくあります。建売り並の予算で、希望は豪邸並。今トレンドのものを全て網羅したいが、それらを入れられるだけの容量がない。

そんな時、どう対処していくかと言えば、その希望をどんどん削っていくか、それとも希望に上がっていない部分をなくすかもしくは質を落とすかしか方法がありません。

どれも欲しいと思っている人には、削られたものへの悔いや不満が残りますし、目に見えない質の低下は家の寿命に影響してくるかも知れません。

全ての条件を兼ね備えて尚且つ安いというのは、大勢の人に受け入れられるでしょうが、特徴がなくそれが長く愛されるということもありません。

その状況は、昔の国産車、大衆車といったものだったかも知れません。その多くは、10年もすると殆どその姿を消してしまいます。

しかしながら、当時の技術者の熱い想いで造られたスポーツカーや個性的な外国車は、生産台数こそ少ないものの未だに語り継がれる名車として高い価値を維持しています。

例えば、トヨタ2000GTやオースティン・ミニ等はどうでしょう。家族全員が快適に乗れるなどという代物ではありませんが、他の製品にはない製作者のテーマや目的が存在します。

その製品のテーマに賛同する人にとっては、かけがえのない愛着を感じるものとなるはずですし、それが長年維持する原動力になるのです。

私は大衆向けの商品を否定するものではありません。ただ、多くの人の為に大量に安く供給するという発展途上の時代は既に過ぎ去り、生活の豊かさや後世に残るものづくりを追求すべき時代になってきていると、私は感じています。

多様で個性的な家づくりをする為には、多様で個性的なテーマが必要となってきます。そこには、テーマに沿わないものは思い切って削る、そしてテーマに合致したものだけを極限まで高めていくという覚悟が必要ですし、その選択には満足感を感じるはずです。

そういう皆さんの覚悟が国の財産を形成し、国や社会の価値を高めていくと私は信じます。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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防犯対策は、終わりがないのか?

先日定期点検を兼ねて、とあるお客様のおうちを別件で訪問させて頂いた折に、奥様からビックリするようなことがあったとお話頂いた。

一見何事もなかったかのような窓。ガラスも割れていないしロックも掛かっている。勿論、傷もない。何が変なのかを聞いたら、サッシの枠が湾曲しているのが分かりますか?という答えが返ってきた。

言われてみれば、シングルハング窓の中央部にある水平枠が若干変形しているではないか。実は、これは泥棒がやった仕業らしい。

サッシの下枠と建具に隙間がないのだが、そこに何らかバールのようなものを突っ込んで建具を持ち上げたらしい。(普通、こんなところには薄い板も入らないはずなので、警察もどうやってやったか分からないみたいだ)

窓はロックしてあったので、建具と一緒にこのサッシ枠が上に持ち上がってロックが外れ、そこから侵入したという。サッシ枠に柔軟性があったので、ガラスも割れず、それ以外の窓部材も特に異常がなかったのは幸いだったが、これくらい仕事がきれいで技術がある泥棒だったら、防ぎようがないというのが警察の言い分だった。(尚、プロの泥棒は、人間の出入りも全てチェックした上で、タイミングを窺っています)

こういうケースの場合、写真右の窓のように開閉する建具の上部に「つっかえ棒」を入れるのが一番いい方法だが、ダブルハング窓のように上側の建具も可動するようなサッシだとリスクが若干だが生じる。

輸入住宅に施工する輸入サッシは、国産よりも格段に防犯性が高いのだが、絶対安全ということはないというのが、この様子からもお分かり頂けるはずだ。

コストを抑える為に素材のアルミを極力薄くして作ったサッシや雨戸などは、きっと簡単に曲がってしまうでしょうね。そう言えば、カナダの窓メーカーには樹脂の枠の内部に金属の角材を入れて補強したサッシを作っていたところもあったよなぁ~。

後付けの鉄製面格子やセコムなどのセキュリティ会社と契約する等が、ある程度有効な対策でしょうが、全てのリスクを排除することも出来ません。コストも大事、防犯性も大事。勿論、断熱性や水密性などの性能も大切ですから、そのバランスは難しいですねぇ。

何れにしても、家づくりではご家族の命のことが一番大事ですので、少しでもそのリスクを減らす努力をするしかないですね。輸入住宅の防犯対策でお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: 台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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トップライト、点検・メンテナンスのすすめ

建築基準法に於いて、壁に取り付けた窓と比べて3倍の採光効果があると認められている天窓。

開閉可能なものを選べば、室内の熱や湿気を効率よく屋外に放出することも可能ですから、上手に利用したいものです。

でも、トップライト(別名:スカイライト)は、屋根面に取り付けられる窓ですから、太陽の光や熱、風雨や雪にいつも曝されるという厳しい環境下でじっと耐えてくれています。その為、防水パッキン材等の消耗品は10年程度で点検、補修をしてあげることが長持ちさせる秘訣です。

そこで、私たち ホームメイドでは、デンマークのベルックス(Velux)社と連携して、築10年後の定期点検及びメンテナンス・サービスを実施することと致しました。

元々ベルックスの製品は10年保証が付いていますが、このサービスを実施頂くと、築20年まで保証が延長されるという特典もあります。また、20年以降まで保証延長されることはありませんが、もうすぐ20年という方でも実際の寿命は相当期間担保されますから、やっておいて損はありません。

屋根勾配や建物の位置によっては、多少余分な費用が必要になることもありますが、基本は1ヶ所当たり税別60,000円、2ヶ所目からは45,000円でメンテナンスが可能です。(基本メンテナンスに含まれない部分の修理は、別途費用が掛かります。金額は2014年現在のものですから、変動している場合もございます)

屋根や外壁の塗り替えで足場のある時に一度に点検・補修すれば、更にしっかり施工することが出来ます。(特別に足場が必要な場合も、別途費用が掛かります)

詳細は、下記「天窓安心点検工事のご案内」をクリックしてご覧下さい。雨漏りしたから修理して欲しいと言われても、すぐに伺うことは難しいのが現状です。施工後10年を経過した天窓のある方は、台風シーズンの前に是非ご相談下さい。

尚、この機会にブラインド(手動・電動)等を追加したいとお考えの方は、点検工事の際であればお値打ちに施工することが可能です。夏の暑さや光の強さが気になる方は、下記関連資料をご確認下さい。

関連資料: 天窓安心点検工事のご案内【PDF】

<関連記事>: Velux社製ソーラー・バッテリー・ブラインドの保証 (2014年10月5日)
<関連記事>: 屋根のメンテナンスをするなら、天窓も (2019年9月16日)

あと、国産・輸入を問わず、他社の天窓の不具合でもベルックスのものに交換して直すことが可能です。また、古いベルックスを修理することも出来ますから、お困りの方は同様にご相談下さい。

<関連記事>: 天窓の修理・交換 (2015年3月7日)

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久しぶりにバイクに乗る

昨日、私がお休みだったので、原付を頂きに名古屋市笠寺まで行ってきました。知り合いのKさんが中日新聞の販売店をしているのだが、お父さんが乗っていた古いカブを譲ってくれたのだ。

大学生の子供が乗りたいというので、無理にお願いしたという感じでしたから、大変有り難かったです。

10年もので古いのですが、ちゃんと整備もされていますし、配達用に近距離利用でしたから、距離はあまり乗っていません。実は、私もカブ好きなんですよね。

子供は道も分からないし、バイクに乗って帰るのは難しいというので、私が代わりに乗って帰りました。いや~、馬力はないですが、カブって楽しい!

家に着いて暫くすると、何やらうちの家内も乗りたそうな感じ。きっと、今頃子供と一緒にあちこち触っているだろうな。ギア・チェンジはあるけど、クラッチがないから、誰でも簡単に乗れるっていうのが、カブのいいところ。

バッテリを換えて、大切に使わせて頂きます。有難う~~、Kさ~ん!

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今日は、メンテナンス・デー

早朝より工務の三上と営業スタッフの松葉が、三重県津市にある輸入住宅 Y邸へ輸入サッシのガラス交換の作業に行ってしまいました。

また、そのおうちの一部屋をウォーク・イン・クローゼットに改造する計画もあるので、その詳細検討をしてくるはずですから、帰りは遅くなると思います。

私は私で、随分前にお願いされていた輸入の洗面水栓のセラミック・バルブ(カートリッジ・バルブ、セラミック・パッキンとも言う)が手に入ったので、名古屋市守山区の輸入住宅C邸に一人で伺ってきました。

新築して4年になるのですが、内装・外装どちらも新築当時の美しさのまま。

大切にお使い頂いているなぁと思いましたが、バルブの不調で洗面の吐水口からお湯がポタポタ漏れてしまう。そこで、カナダの水栓メーカーにお願いして、バルブの部品を調達しました。

でも、少し錆びついてきたのか、それとも工場で組み上げた際に強く締め付けすぎたせいか、バルブが固くて外すのに苦労しました。ようやく外して新しいバルブに交換し、お湯を流してテストを実施。バッチリ直りましたぁ!

水道屋じゃないのに、よくやりますよね。まあ、零細企業は社長も職人もありませんから・・・。輸入住宅は、面倒をみてくれる人がちゃんとしていれば、長持ちしますよ~。あと、こうした止水パッキンは、キッチンの輸入の蛇口にも付いていますから、同様のトラブルはこの部品を疑って下さい。

さあ、次の修理・メンテナンスは、東海市F邸のバルブです。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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輸入サッシのペアガラスを交換

アルミクラッドの輸入サッシのガラスの点検・修理に、三重県津市に行ったという記事を4月2日に書いてから随分経ちますが、他の部分のメンテナンスも同時にやりたいというご依頼を頂いていたので、施工するのが遅くなってしまいました。

ペアガラスが内部結露を起して随分曇っていたのですが、見事クリアに外が見えるのが分かりますでしょうか。上手に木枠を外して、ガラスの部分だけを取り替えましたので、窓全体の雰囲気は以前の美しいまま。

サッシメーカーも分からず、どんなふうにガラスが入っているかも手さぐりの状況でしたが、わざわざ愛知県の名古屋からお呼び頂いた甲斐があったというものです。

日本では、クーラーや冷蔵庫などの家電を含めて、ちょっと壊れたらすぐに全部買い直しとなる習慣が根付いてしまいましたが、愛着のあるものはずっと使い続けたいというのが人情ですよね。それもいいものなら尚更です。

私たち ホームメイドはそういう思いを出来る限り大切にしたいと思います。確かに面倒なことではありますが、こんな豊かなデザインの輸入サッシをわざわざ国産に換えてしまうのは忍びないですよね。だから、今後も輸入住宅の修理・メンテナンスを続けていきます。

私たちと同じ思いをお持ちの方は、お問い合わせ下さい。出来る限り対応致します。また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事(1)>: 2013年4月2日 輸入住宅の出張メンテナンス 続編
<関連記事(2)>: 2013年3月31日 輸入住宅の出張メンテナンス
<関連記事(3)>: 2013年6月30日 ようやく窓の部品が入荷しました!
<関連記事(4)>: 2013年7月16日 オーニング・サッシの部品の交換
<関連記事(5)>: 2013年7月17日 曇ったペア・ガラスが外れました

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あふれる選択肢:あなたはどう選ぶか?

先日、NHKでコロンビア白熱教室という番組を再放送していた。内容は、人間は選択という自由を与えられた時、どうなるかというものでした。

番組で紹介されていた例ですが、食料品店の試食コーナーに24種類のジャムと6種類のジャムを並べたそれぞれの店の場合を比較すると、来店数では多種を揃えた店と少品種の店との割合が6:4。でも、売り上げは、品揃えが少ない方が6倍もあったという。

人間は選択をしたがるものだが、選択肢の数があまりにも多くなると、選ぶこと自体をやめてしまう傾向にあるらしい。つまり、選択に対する人間の情報処理能力には限界があるのだ。

毎日、何百もの選択肢の中から選んで生きて行かなくてはいけない現代社会。選択肢が多すぎると、それだけで圧倒されて、時には押しつぶされてしまうというのだ。当然、あるものを選択するということは、その他の大多数の選択を捨てるという決断です。だから、明確な意思を持たずあれもこれも欲しいという人にとっては、選択は苦痛であるかも知れません。

私たちがドライウォールで使うパラペイントは、2,400種もの色が存在する。また、Kichler社の照明器具でも数千もがカタログに掲載されているし、私たちのお客様が自身の家づくりで選ぶ資材は、膨大である。

つまり、番組の内容に照らし合わせれば、全てをそのままお客さん側に一度に提示してしまうと、混乱して当初の目的とは異なった選択をしてしまう恐れがあるし、そういった状況の中選択してもお客さんの満足感は得られない。(あちらの方がよかったかもと、後悔するのが関の山だろう)

確かに、大手住宅メーカーのように「洗面化粧台は、この3つの中からお選び下さい」という感じで選択肢の幅を限定すると、コーディネーションが苦手と思い込んでいる人にとっては、楽で満足感も得られやすいという側面もある。

ただ、好みや目的、家づくりのテーマが、ある程度はっきりしていて、既存のものにそれを見出すことが出来ないと感じている人には、私たちのように多くの選択肢があることは魅力的です。

だからこそ、私たち 建築のプロは、お客さんの好みを分類し、それに合ったものを多くの中から予め絞り込んで提示して差し上げるという手間を掛けないと、いい選択をしたという満足感を与えられないのだと思います。

人間は、せいぜい7つの選択肢くらいしか一度に認識することが出来ないそうです。そういうことを理解しながらリードしていけるキュレーターが、この建築業界に何人いるでしょう?

多様なことは素敵なことですが、それをうまくコントロールしてあげてこそ、いい家づくりが可能となります。だからこそ、価格以上にいい人との出会いやご縁が大切なんだと思いませんか。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: デザインにこそ価値があります (2014年6月17日)
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<関連記事>: 色は、遠近感をも表現する (2014年3月24日)
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<関連記事>: Margot Austin’s P.E.I. Cottage (2013年7月24日)

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高級なローコスト住宅は、何故ないのか?

ローコストとは、同じ品質でも他より安いというのが本来の意味だと思います。単に安いというのは、ものが悪くて価格もそれに応じているということです。

さて、最近のローコスト住宅メーカーは、どちらでしょうか。

確かに、広告・宣伝では装備が充実しているとか、スマート・ハウスや長期優良住宅に対応しているとか、太陽光発電付きとか一見いいもののように見えますから、高品質・低価格だと思っている方も多いことでしょう。

でも、それはただの見せかけでしかないのです。

100年以上という長期間住めるいい住宅が、長期優良住宅の定義であるはずですので、そこに使われるフローリングは10年で表面が剥がれてしまうようなものであってはならないと思います。

では、ローコスト住宅の床材は、合板のように剥がれない無垢材を使っていますでしょうか。

外壁を塗り直しが一切要らないレンガ積み外壁にしたり、手間の掛かる高品質なドライウォールのインテリアにしたり、屋根に天然スレートを使ったりするメーカーがあるでしょうか。

ホームメイドと同じ品質で造るローコスト住宅を、私たちは見たことがありません。私たちの家づくりは、単に手間や時間、技術が必要というだけですから、同じ品質でローコストに造る住宅メーカーがあってもおかしくありません。

それとも、彼らは本物を施工したローコスト住宅を標準化出来ないということでしょうか。そこには、利益を上げる為には、無駄な時間や費用を使いたくないという心理が見え隠れします。だって、私たちの会社より規模も大きくて、優秀な社員も豊富ですから、大手メーカーなら簡単にやれるはずでしょ。

消耗品である設備の豪華さは、家本来が持つ品質とは何ら関係がありません。ただ購買力の問題だけです。

ロレックスの腕時計のように、子供たちに残したいと思わせるようなものが、真の高品質です。だから、その価値を認めて中古のオークションでも高値が付くのです。

20年後のローコスト住宅が、不動産の中古市場で高値で売買されると思いますか?今の不動産市場を見て、それが妄想だと理解出来る人は賢明です。

私たちは、将来ゴミとして扱われるような日本の家づくりを変えたいと努力を続けます。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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レンガが窓より出っ張っています

厚さが90mmもあるカナダ製のレンガ。やぱり、本物は重厚感がありますねぇ。この写真だと、レンガがベタ基礎の上に積まれているのも分かりますね。(スライス・ブリックだと、基礎の立ち上がりが露出してしまいます)

レンガを模した薄いブリック・タイルは、窓の枠の横に接着剤で張るだけですから、窓と外壁が横並びで平面的になってしまうのですが、本物のレンガ積み外壁は窓に奥行きを作ります。

また、窓下に付いたグレーのボトム・シル(窓カウンター)が、カッコいいでしょ。

それにも増して素晴らしいのは、1個1個積んでいるはずなのに、レンガの外壁の水平・垂直がビシッと出ていて気持ちいいことです。まるで、1枚のレンガの大きなパネルを張り付けたみたいですよね。

これが、カナダのレンガ職人の技術です。また、精度の高いカナダのレンガでなければ、こんな綺麗には積めません。

それにしても、これが新築の住宅には見えないですよね。既にアンティークの域に入っている気がします。

レンガ積みの輸入住宅っていいですよね。家づくりで本当にレンガを積みたいという方は、ご相談下さい。

ホームメイドは、美しいレンガ積み外壁が施工出来る日本屈指のビルダーです。

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