お知らせ : ページ 331

輸入水栓の止水バルブ

国産のゴムパッキンと違い、輸入住宅の水栓金具に使われる止水パッキンは、この写真のようなセラミック・バルブ(カートリッジ・バルブとも呼ぶ)が使われます。

金属製ですから、結構ごつい部品に見えますが、それ程大きくはないんです。このバルブは、洗面水栓やキッチンの蛇口(水栓)に使われているものなんですが、メーカーや製品、製造時期によってバルブの形状が全く違います。

実は、この2つのバルブは、同じメーカーの同じ製品に使うものなんですが、水栓の製造時期が古いか新しいかによって、これだけ形状が変わってしまいました。ですから、水栓によっては、新しいバルブが水栓金具にうまく納まらないなんてことになってしまいます。

現在、この水栓メーカーは廃業してしまいましたので、製造していたバルブ・メーカーや販売店に古い在庫がないか問い合わせをしています。国産のものでも製造中止で部品が手に入らないなんてことはよくありますが、何とかしてあげたいものですね。

輸入の水栓の水漏れやメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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やっぱり、パラペイントは美しい

あま市七宝町で17年前に新築させて頂いた輸入住宅のリノベーションをさせて頂きました。

子供部屋のドライウォールを薄紫の塗装で塗り替えたり、IHのコンロを最新式のものに交換したり、バルコニーに出る為の輸入ドアを交換したりしたのですが、最も大きな変化は外装です。

元々、薄い黄色の輸入ペンキを塗った外壁でしたが、今回もカナダのパラペイントを使って塗り替えしました。

また、今回窓には白い枠材を回して、窓の印象を強調させてみましたが、如何でしょうか。

薄いブルーグレーのベビーカラーと白い窓枠や雨樋とのコントラストが美しいと思いませんか。

新しくなったこの輸入住宅は、トレンドのマリナー・リゾートを意識したような感じになった気がします。

日本の住宅でもこうした遊び心があるといいのですが、いい色の国産塗料もないですし、色遣いのセンスがある人も少ないですから、なかなか難しいでしょうかねぇ?

リノベーションやリフォーム、新築をご計画の方は、是非パラペイントをお使い下さいね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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輸入サッシの開閉不良

遠く横浜のお客様から輸入サッシのメンテナンスについて相談を頂いた。

カナダ ウィルマー社製アルミクラッド窓のダブルハングというタイプの上げ下げ窓なのだが、建具(サッシュ)の開閉が固くて動きが悪いらしい。

不具合のある窓は、8ヵ所程度らしいのだが、同じタイプの窓は30ヵ所にものぼるらしいので、この際全ての窓のメンテナンスをお願いしたいというご希望でした。

写真で指を指しているのは、建具を窓枠に固定するピボット・シューと呼ばれる部品ですが、ここが悪いのか、はたまたバランサーが悪いのか、それとも他に不具合のある部品があるのかは、現地を調査しないと分かりません。

お客様の方で不具合内容を確認出来ればいいのですが、窓については素人の方ですから、詳しく調べてお知らせ頂くという訳にはいきません。また、悪いことにウィルマー(Willmar)という会社は、Jeld-Wenという大きな資材メーカーに吸収されてしまい、既に生産が中止されてしまっているのです。

取り敢えず、こちらで事前に情報を集め、おおよその見当が付いてから現場で不具合のある窓や部品の確認を行いたいと思います。ウィルマーも日本の輸入住宅ブームの際は人気がありましたから、トラブルを抱えて困っていらっしゃるお客様は全国にたくさんいらっしゃるのでしょうね。

輸入窓や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。出張費は掛かりますが、遠くでも修理・復旧に行きますよ。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ウィルマーのメンテナンスは、どうなるの? (2015年4月13日)

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オーバースライダーは、ここも点検

輸入住宅や高級な邸宅では、オーバースライダーのガレージ・ドアが必修ですが、今日はそのメンテナンスに行ってきました。

ここは、先日記事にトーション・スプリング(巻上げ式バネ)が切れたと書かせて頂いたおうちですが、今日実際の現場をチェックしてきました。それは、ドア自体の重さや大きさを測って、それに対応するスプリングを手配する為に行かなければならなかったからです。

実際のドアの計測を行い、その後輸入のガレージ・シャッターのバランスなどもチェックしましたが、10年以上経っている割にはそれ程崩れてはいませんでした。

今回は、スプリングの交換というご依頼だったのですが、ガレージではこれ以外にドアを開閉するモーターも壊れることがございます。それは、ドアのバランスが崩れた状態で、ガレージ・ドアを何度も上げ下げしていると、モーターに不要な負荷が掛かるからです。

また、スプリング以外に、ドアとスプリングとをつないでいるワイヤーケーブルが伸びたり、切れたりすることも非常に多いトラブルです。ワイヤーが伸びればドアのバランスが崩れますし、切れればスプリングの力をドアに伝えられなくなってしまいます。

そういった点で、このワイヤーも10年くらいで交換するようにした方がいいですね。車のブレーキパッドでも、擦り切れる前に交換しておけば、大きな事故にはつながりません。

輸入住宅の新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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外側のペアガラスが破損した窓

愛知県田原市の方から、輸入サッシの窓ガラスの破損についてご相談を頂きました。

サッシは、アメリカ Hurd(ハード)社製のオーニング窓。下側の建具(サッシュ)が、開いていく窓です。どんな経緯で割れたのかは分かりませんが、写真を見ると何かものが当たって割れたような感じです。

幸いペアガラスの外側1枚だけが割れたようですから、室内側での影響はありませんが、断熱性や防犯性、あとは窓カラスからの雨漏りの懸念などが考えられます。

ただ、オーダーしても北米のメーカーから届くのに、3~4ヵ月の時間が掛かります。気持ち的には早めに何とかして差し上げたいところですが、到着までお客様には我慢とご迷惑をお掛けします。

そして、通常アルミクラッドの新しい建具は、室内側の木部が無塗装で出荷されますから、取付け時にこちらで塗装をしてあげる必要が生じます。この時使うのが、パラペイントのティンバー・ケア。屋外木部用で抜群の防水性を発揮しますので、木製サッシや木製の玄関ドアにはもってこいです。

輸入サッシのガラスの交換等でお困りの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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FRP防水の割れ

最近、どこの住宅メーカーでもベランダの床の防水施工に使っているのが、FRP防水。

ガラス繊維を敷き詰めた上に、溶かしたプラスチックを何層も塗って、一体成型した防水床を作り上げるのがこの施工。FRPとは強化プラスチックですから、軽量で丈夫というのがメリットですが、建物の動きに柔軟に対応出来ないという側面も持つ。

この写真は、バルコニーの掃出しサッシを下から撮ったものですが、立ち上がった壁の部分まで樹脂を塗って雨の侵入を防ぐように施工してあるのですが、床と立ち上がりとの間の折れ曲がった部分にクラックが入ってしまいました。

もうすぐ築10年になりますから、外壁の塗り替えの際にFRP防水をやり直すこととし、その間の仮補修としてグレー色の防水コーキングを打ちました。こういう場所は、一番雨漏りが起きやすいところでしょうから、いつも気を付けておきたいものです。

また、バルコニー床のFRP防水は、通常12~15年でメンテナンスが必要となります。その際は、既存のFRPの上からもう1回FRPを上塗りすることとなります。まあ、メンテナンスの際に何度も塗れば、相当の厚みになるでしょうから、強さも増すのでしょうね。

ただ、柔軟性の課題が、常にあることを忘れてはいけません。防水等、家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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上がらなくなったガレージ・ドア

名古屋市近郊の方から、輸入のガレージ・ドアが上がらないというトラブルでご相談を頂いた。聞くと、開閉を助ける為のコイル・スプリングが片方断裂しているらしい。

このドアは、車を2台横並びで入れられる車庫用ですから、16フィート(4.8m)幅の大きなガレージ・シャッターです。その為、スプリングもダブルで装着されているのですが、経年劣化でそのうちの1本が切れてしまったみたいです。

ただ、通常原因は、それだけではありません。それは、長年使い続けるとオーバースライダーの左右バランスが徐々に崩れてきて、スプリングやモーターに掛かる負荷も不均衡に大きくなってくるというものです。また、スプリングの力をドアに伝える為のワイヤー・ケーブルが伸びて切れることもよくあります。

この家の場合、2002年から使われているとのことですから、既にスプリングの交換時期が来ていますし、ドアのバランス調整をするタイミングでもあります。

こうした調整や交換は、おおよそ10年毎。不具合が発生する前にやっておかないと、いざという時ガレージから車を出せない事態にもなってしまいます。

ガレージの開閉が遅くなったり、異音がしたり、ドア自体が微妙に傾いていたりしたら、メンテナンスのサインです。早めにモーターやスプリングの交換・調整の依頼をして下さい。

輸入のビルトイン・ガレージのメンテナンスでお困りの方は、ご相談下さい。

<関連記事>: オーバースライド・ガレージドアの基本構造 (2012年10月15日)

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貝殻デザインの洗面ボウル

今まで輸入住宅を施工させて頂いたお客様の洗面では、洗面カウンターとボウルとを一体成型したものを使うことが多くありました。

そうすると、カウンターとボウルとの間に隙間が生じることもなく、お掃除とかも簡単となることがメリットでした。また、その際ボウルのデザインを貝殻のような形にして、クラシックで可愛らしい洗面にするなんてこともよくやります。

ただ、お客様の中には、もっとクラシックな、もっとカントリーなデザインにしたいということで、タイルのカウンターを選択される方もおみえです。そういう時に使いたいのが、もの写真の洗面ボウル。

よくご覧頂くと、ボウルの内側が少し波打ったようになっていると思いませんか?そう、これはカウンターの上から載せるオーバーカウンタータイプのシェル(貝殻)・ボウルなんです。

それも水栓金具が、ボウルの上に載るようにデザインされていますから、水栓まわりに付く水垢の掃除もしやすいと思います。よくボウルの外のタイルの部分に水栓金具を付けるケースもありますが、タイルの目地にも水垢が入ってしまい、カウンターがひどく汚れてしまうなんてことが多いんです。

新築・リフォームを問わず、こんな洗面ボウルは如何ですか?勿論、人工大理石のカウンターにも使えますよ。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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床下の点検

5年前くらいに竣工した西尾市のM邸の定期点検をさせて頂きました。

それ程時間が経った訳ではありませんが、いろいろメンテナンスが必要な箇所があるかも知れませんから、念の為のチェックです。

こちらのおうちは、風水を気にされるお客様で、床下を土のままにしておかなければいけないということから、私共では珍しくベタ基礎ではなく、布基礎で施工しました。

布基礎とは、構造強度が必要な壁のラインにコンクリートの立上がり基礎だけを造るやり方で、立上がりに加えて床下全面を鉄筋コンクリートで敷き詰めてしまうベタ基礎とは異なります。耐震性からすれば、ベタ基礎の方が上ですが、床下が自然な状態に近いという点で、布基礎もありかも知れません。

普通、床下が土の布基礎ですと地面の湿気が上がってきそうですが、意外とカラッとした乾いた床下でした。一部に炭を撒いているということもありますが、通気を促す基礎パッキンを全ての布基礎と土台との間に入れてあるのも功を奏しているのだと思います。

ここの土台は、虫の嫌いなヒバの木を使っていますし、空気の流れがありますから、床下にシロアリさんは来ていないようです。

土台や大引きも動いたり、ひねったりしていないようですから、1本で1トンの重さに耐えられるプラ束も調整の必要はありません。

一旦建ってしまうと、なかなか人の目に触れる場所ではないですが、このようにちゃんと機能を果たしていてくれているのを見ると感慨深いものがあります。きっと、信頼とはこうしたところから生まれるのだと思います。

どうか皆さんも、たまには床下を覗いて下さいね。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<作品紹介>: イメージは、懐かしいおばあちゃんの家 ~M邸~

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座ってトイレは、当たり前?

3月7日の産経新聞に、男性の着座小便率が50%を突破したとの調査があると書かれていた。

また、男性に「立ちション禁止」を促すため、男女共用の洋式便器に貼る「男性トイレマナーステッカー」(写真参照)も販売されるらしい。

男性の草食化と共に、こうした動きが加速化するのかと嘆く人もいるかも知れないが、家庭でトイレを掃除する主婦の側からすれば、生活改善と前向きにとらえられることなのかも知れません。

実際、立ってすると向きが定まらなかったり、水跳ねがあったりして、便器周辺が結構汚れる。そういう時にちゃんときれいに拭く習慣があればいいが、子供たちを含めてなかなかやれないのも実情です。

まあ、多少パンツを下げるのが面倒ではりますが、やっぱり座って用を足すことはこれからの日本には必要なマナーかも知れません。実際、私のお客様でもそういう習慣付けを家庭でしていらっしゃる方もいるのですから・・・。

新築やリノベーションをされる皆さんは、トイレが新しくなったのを機に、家族で話し合いを持たれてもいいかも知れませんよ。そうそう、以前記事で紹介しましたが、私たちは掃除のしやすい美しいデザインのトイレも提案しています。

私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>:形状も機能も美しい、360度フチなしウォシュレット (2014年7月5日)

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