お知らせ : ページ 328

マントルピースの煙突、お掃除のすすめ

長かった冬も終わり、ようやく本格的な春がやってきました。

寒い冬の間、お世話になった薪ストーブですが、10年に一度くらいは煙突掃除をしていらっしゃいますか?殆どの皆さんは、何年もの長い間使っていても一度も掃除をしたことがないというお宅もあるんじゃないでしょうか。

ススやヤニが煙突内部に付いたり、チムニー・トップの穴を塞いだりすると、煙が室内に逆流したり、不完全燃焼で一酸化炭素中毒なんてことにもなりかねませんから、定期的な掃除メンテナンスが必要です。

来冬また安全に使う為にも、この春以降に掃除をして下さい。冬になって薪ストーブが使えないなんてことにならない為にも、使い終わったこの時期にしっかりきれいにしておくことが大切ですよ。

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バルコニーの雨漏り

アルミの手摺の台座(笠木と言います)部分を養生用ビニールで覆っているこのおうち。一体何があったのでしょうか。

実は、このベランダの床下である軒裏のつなぎ目から、雨水がポタポタ漏れるというのだ。それで、この笠木があやしいのではないかということで、他の建築業者さんが仮にビニールを巻いたということらしい。

実は、この笠木のすぐ下に内装用のモール材を飾りとして取り付けてあるらしい。だから、用途外のモール材が日差しや風雨で劣化してそこから漏れたのではないかと推測したようだが、本当にそこが原因かどうかはもう少ししっかり調べてみないといけないかも知れない。

図面を見ると、レンガ・タイルの下地にはサイディングを施してあるらしいから、外壁からの漏水はないように思うが、バルコニーの水抜き用の雨樋が外壁から出ているところを見ると、その接続部分は疑うべき場所のひとつだろう。

雨樋というのは、長年使っているとゴミや葉っぱで流れが阻害された状況になることはよくあることだ。

完全に詰まった状態でないにしても、大雨で流量が多くなった時、排水処理出来る量を上回って、オーバーフローすることがある。そんな時だけに漏水すると、気付くのが遅くなるのだ。

あとは、バルコニーの床を防水する為のFRP(グラスファイバーで強化された一体成型の樹脂防水)。これが劣化して割れるとやはり漏水の原因となるから、15年程度でFRPを上塗りする必要がある。

何れにしても、決めつけることなくあらゆる選択肢から判断することが大切なことは間違いない。

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昨今は、ダーク系ばかりじゃない

シンプル・モダンのトレンドにおいて、床や家具をダークな色にするのが流行っていますが、それとは逆行するようにホワイト系のインテリアも多くみられるようになりました。

濃い色の床って、結構ホコリが目立つので、いつも掃除をしなきゃいけないんですよね。そういう点で、真っ白な内装だと、清潔感はあるしホコリもそんなに気にならない。

逆に言えば、家が汚くなっても気が付かないという欠点もあるんですが・・・(笑)

アメリカでは、サッシも白、ドアも白、床も白で塗装するなんてことはよくあります。インテリアを塗装するという文化がない日本では、考えられないことかも知れませんが、体にやさしい安全な水性塗料しか使わない欧米ではペンキ仕上げは当たり前なんですね。

ご覧のようにカーテンもベッドも白にして、アクセントとして緑を配したり、色彩のあるクッションを置いたりすると部屋の白さが際立つのです。

ベタなやり方かも知れませんが、朝日の入るベッドルームなら明るくてすがすがしい白いお部屋もいいものですよ。どこでも同じというインテリアにしたくないという方は、全部白いインテリアに挑戦しては如何でしょうか。

こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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ウィルマーのメンテナンスは、どうなるの?

カナダの輸入サッシ Willmar Windows。以前、アルミクラッド(アルミで外装された木製サッシ)のダブルハングの窓に不具合があって、窓の開閉がスムースに出来なくなったという話を書いたが、メンテナンスのサービスで暗礁に乗り上げた。

ウィルマーを吸収したジェルド・ウェン(Jeld-Wen)という会社が、メンテナンス・ガイドもないし、部品も一部しか供給出来ないと言い始めたのだ。ここ1ヶ月くらい交渉をしてきたのだが、メーカーの担当者も古いサッシの修理といったお金にならない案件はやりたくないみたいだから、常に後回しにされて回答も来ない。やつらとやりとりするのって、ほんと大変だ。

ウィルマーのサッシは、日本でも結構施工されているはずだから、部品の供給や補修の仕方などがはっきりしないと、多くの輸入住宅にお住まいの方が不安になることは間違いない。取り敢えず、別のルートを使ってメンテナンスに関する情報を手に入れようと思うが、さてさてどうなることやら?

まあ、最後は現物確認しながら、破損箇所や部品の特定を自力でやるしかないかもね。こんなことをやる輸入住宅ビルダーは、暇人なんでしょうね。

私たちの考えや建築に共感され、施工や補修を希望される方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入サッシの開閉不良 (2015年3月15日)

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レンガの厚みが分かりますか?

本物のレンガ積みとフェイクのレンガ・タイル(スライス・ブリック)張り。

外壁に施工されるとあまり違いが分からないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方でもこの写真を見れば、本物のレンガかどうかは一目瞭然。

カナダのレンガの厚みは約90mmもありますから、窓よりも外側に出っ張ってきます。そう、窓がレンガよりも奥まって見えるという訳です。厚みがある壁は重厚感もすごいですが、それより断熱性が格段に上がるという点の方がもっとすごいかも知れません。

2x4の木造の構造体自体が113mmあって、そこには自然素材であるセルロースの断熱材が入っています。その外側に20mm程度の断熱通気層を取った上で先程の90mmのレンガの外壁を積んでいくのですから、室内までの厚さは何と223mmに達します。この全部が、断熱層となる訳です。

これって、500ccのペットボトルのサイズより大きい寸法ですから、その厚みのすごさはお分かり頂けると思います。更に、2x6で構造を造るなんてことをすれば、その厚さは25cmを越えることとなるんです。

堅牢さ、断熱性、100年以上の耐久性、いずれをとっても他の外装材では全く追随出来ない性能やデザインを持っているのが、レンガ積みの外壁材なんですねぇ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、レンガ積みの輸入住宅の施工を希望される方は、ご相談下さい。

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掃出しサッシのウェザーストリップ交換

Pella社製スライディング・パティオ・ドア、いわゆる掃出しサッシですが、このドアに付いている黒いウェザーストリップが経年劣化で破れた為、交換して欲しいという依頼を受けた。

国内ではこういうメンテナンス部品を在庫している処がないので、アメリカのメーカーに依頼して取り寄せることとなる。

ウェザーストリップは、気密を保つ為のパッキン材なのでそれ程緊急性はないと言えるが、鍵などの破損でロックが出来ないなんてトラブルの場合は、防犯上の不安もあるから多少の部品を国内にストックしておいて欲しいものです。

何れにしても、ペラの本社から部品が到着したのは、3ヶ月後。アメリカの港湾ストなどの影響で余分に納期が掛かってしまった。

この写真は、その新しいウェザーストリップを取付けしている様子だが、ドアが元通りに美しくなると気持ちがいいものです。メンテナンスにはお金や時間が掛かりますが、破損したままにしておくよりは、余程精神的にも前向きになる気がします。

生活に支障がないからといって壊れたままにしておくと、運もどこかに行ってしまうかも知れません(笑) マーヴィン社の掃出しサッシのウェザーストリップは、窓枠側に付けられているのですが、ちぎれたライナーをセロテープで留めて使っていたなんて人もいました。これでは、幸運の神様も逃げていってしまいますね。

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<関連記事>: 掃出しサッシのウェザーストリップの破損 (2015年3月19日)

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70年代的なシャンデリア

麻布のようなファブリック・シェード。それもシフォンケーキを思わせる形状が何ともレトロじゃないですか。

本体のフレーム・ワークも角ばった金属の線材をまるでイカが腕を伸ばすように自由に曲げて、その先端や囲いの中にクリスタル・ガラスを吊り下げている。

シンプルだけれど、どことなく洗練されたデザインで、フォークソング・ブームだった70年代の感覚を思い起こすのは、私だけではないはずだ。こんなシャンデリアなら、シンプル・モダンなダイニングテーブルの上にあると、きっと素敵な気がするね。

あなたなら、この輸入の照明器具をどんなシチュエーションで設置するだろうか。私が考えたイメージに囚われないで、もっと想像力のあるコーディネーションが思い浮かぶのであれば、あなたはもしかしたら素敵なデザイナーになれるかも知れませんよ。

建築は、常に創造することであり、今までのデザインを如何に新しいものとして世の中に提供出来るかであると考えます。

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天窓の鈑金処理

先日より外装の定期メンテナンス工事を行っていた名古屋市のレンガ造りの輸入住宅 H邸

浴室に取り付けられていた出窓の天窓が、かねてより調子が悪く、雨漏りしていた。防水コーキングなどで雨漏りを防止していましたが、あまり日差しが必要ないとのことで、原因となっている出窓の天窓を今回鈑金で塞ぐこととしました。

窓の形を採寸して、それに合せて鈑金材料を作ってもらい、FIX窓の上から被せました。天窓は、屋根の部分に取り付ける分雨にも当たりやすく、紫外線等で防水材のパッキン等が劣化するリスクも大きくなります。

そういった点では、弱点となる部分に対策をして、出来るだけ心配しないで長くお使い頂けるようにして差し上げるのも大切なことだと思います。問題がある国産サッシのトップライトも、こうして塞いでしまったり、定評のあるベルックスの天窓に交換したりするなどして、改修してみては如何でしょうか。

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裸電球もいいものです

LED化しつつある日本の照明器具。でも、北米ではそれに逆行するように、トレンドはフィラメント電球となっています。

白熱電球の優しい光と針金のようにほっそりしたフィラメントの美しさが見直されているのです。

このミニ・ペンダントの照明器具もそのひとつ。いぶしたような銅色の台座やシンプルな電気コード。

昭和初期を彷彿とさせるクラシックなデザインは、レトロな洋館でもモダンなマンションでも使えそうな感じですよね。

一つだけでは淋しい感じでも、こうしていくつもペンダントを吊るすと、明るさは元より華やいだテーブルまわりになるから不思議です。

夜、ウイスキーを片手に奥様と語り合う。そんな風景が目に浮かびます。勿論、BGMは、ジャズかR&Bでしょうか。最先端だけが、文化じゃない。そんな反骨な輸入照明があってもいいじゃないですか。

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レクサンドーレンのドア調整

埼玉の方から新築した輸入住宅の玄関ドアを調整して欲しいというご相談を頂きました。

新築したばかりですから、開閉によるヒンジ等の劣化やドアの下がりなどの経年変化はないようですが、天然木故のドアの歪みがあるようです。自然のものですからある程度仕方ないですが、レクサンドーレンのドアの場合、そういった曲りや歪みが出ないように、製造段階で予め工夫がされたドアですから、どうなんでしょうねぇ。

現状、私共はドアの開閉の固さとドアの隙間の両方を同時に解決するということを主眼に調整する方向で考えています。ただ、ドアの歪みといった根本的な問題の解決ではありませんので、問題のあるドアを3次元でバランスよく調整して一番ベターな状況にもっていくという作業であることを予めご諒解頂かねばなりません。

どの程度やれるかは現場の状況次第ですが、今よりは改善出来ると考えています。ただ、それがお客様の満足いくものかどうかは、感覚的なものですから何とも言えませんが・・・。何れにしても、費用の殆どが出張に伴う金額ですから、その点どう判断頂けるかもお客様次第です。

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