お知らせ : ページ 312

逆に劣化の原因にも・・・

ボトム・ウェザーストリップが付いたアルミクラッド製のフレンチドア。外側に両手を広げたように開くフレンチドアは、輸入住宅好きには堪らないですよね。

外側がアルミで覆われ、防水の為にドア下にも塩ビのボトム・ウェザーストリップが取り付けられていますから、結露や防雨は大丈夫と思う方もいらっしゃるでしょう。

でも、防水対策がなされたもの程、防水に欠点が発生した際には、逆に水が内部で溜まりやすくなってしまうのです。例えば、アルミの外枠に隙間が生じたり、アルミ枠とガラスとの間から雨が侵入したりすると、アルミで覆われた木部に水が付いてしまい、それが外へ抜けなくなります。

また、同様のことがボトム・ウェザーストリップと木部が接するところで起ってしまうのです。特に、時間が経ってボトム・ウェザーストリップが外れかけたりすると、そこに雨水が入りやすくなって木部の黒ずみや劣化が起ってしまいます。

ボトム・ウェザーストリップを交換するには、フレンチドアを一旦外す必要がありますが、そういうこまめなメンテナンスがあなたの大切な家を守ります。

輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

尚、相談や問い合わせをお考えの方は、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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青い染め付けの洗面ボウル

ジーンズのインディゴ・ブルーを思わせる絵柄の入った洗面ボウル。

黒い顔料が少し入ったような青い絵付けが、懐かしさや上品さを与えてくれています。

この洗面ボウルは、ここ名古屋を中心とした地域で製造された国産品。ですから、品質や精度もいいですよ。勿論、このボウルにマッチする水栓金具もラインナップしていますから、統一感のある洗面空間にすることもOKです。

国産住宅、輸入住宅を問わず、こうした美しいアイテムに囲まれて暮らすというのは、楽しいですよね。但し、こうした焼き物は熱湯をいきなり流すのは、厳禁です。急激な温度変化は、ボウルにクラックが入る原因になりますから。

こうしたデザインの建築や資材をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせをお考えの方は、日々更新する「お知らせ記事」をいくつかご覧の上ご判断願います。

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輸入掃出しサッシの劣化した戸当り

これ、何だか分かりますか?

これは、重い掃出しサッシのドアを開けた際に、ハンドルとは反対側がドア枠と思いっ切りぶつかるのを防ぐ為の戸当り(ドア・ストップ)なんです。

こうした緩衝材が付いていると、小さな子供さんが力いっぱいドアを開けても安心ですよね。

国産の掃出しサッシは両開き。輸入サッシのような片引きドアではありませんから、こんな戸当りが付いていると邪魔ですね。

それにしても、先っぽが結構傷んでいますよね。築18年の輸入住宅ですから、樹脂やゴムが劣化しても仕方ないかも知れません。

こんなパーツでも私たちなら調達可能ですから、お困りの方はお問い合わせ下さい。相談や問い合わせに不安のある方は、日々更新される記事をじっくりご覧頂き、ご判断願います。

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関東・東北豪雨に思う

今回、台風18号の接近によって南からの湿った空気が入り込み、線上降雨帯なる強い雨雲が連続して特定地域を通過したことが原因と言われています。

台風の直撃でもなければ、台風の直接的な雨雲でもないただの低気圧だというのに、こんな大きな災害になってしまいました。

堤防を川の水が越えて、その水の勢いで堤防が削られ決壊したということですが、私たちの会社がある愛知県日進市でも自然堤防のある比較的小さな川が存在していますから、同じ状況となれば、きっと洪水が発生すると思います。

こういう災害に対して、私たちが造る輸入住宅はどうなんでしょうか。確かに、頑丈で重い基礎やレンガ積みの外壁、箱型の構造体で出来た建物は、相当の水の勢いにも耐えられると確信していますが、そうであっても大量の水や他の家屋が押し寄せる状況では、室内まで守ることは可能なんだろうかと考えさせられます。

アメリカにはハリケーン対応の高強度サッシといったものもありますから、そういうものを私たちの輸入住宅に施工するのも一つの手段ではありますが、自然の力は人智を超えるのが世の常です。

今まで住宅と言えば耐震・耐火の概念しかありませんでしたが、耐台風・豪雨、耐竜巻・突風、耐落雷、耐水害、耐津波、耐火山災害の全てを賄うのは不可能な気がします。もしこれらに対応する家が出来たとしても、きっと窮屈で息苦しい宇宙船や潜水艦のような住まいになってしまうのではないでしょうか。

実際、家が何とか建っていても、上下水道や電気・ガスの公共インフラは何ともなりませんし・・・。例えば、災害時の停電に備えてソーラー発電を屋根に載せても、竜巻などの突風でパネルが飛ばされるなんてこともあります。

勿論、そういった災害に少しでも対応することは大切です。ただ、それで何かを失う可能性があるなら、何を優先すべきかを考えた上で自然災害への対応も検討すべきだと思います。

自然と共に生きていくしかない人間社会ですから、家に求められる最低限のスペックは、人の命を守るということであるべきです。家が損傷しても、家の中の人が助かればいいんです。財産なども大切ですが、状況によっては泡と消えることを思い知らされる今回の水害でした。

人生を豊かに生きるって、本当に難しい・・・。豪雨水害に見舞われた茨城や宮城、栃木県の皆さんの早い復興を心よりお祈り申し上げます。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。相談や問い合わせに不安のある方は、日々更新される記事をじっくりご覧頂き、ご判断願います。

<関連記事>: スーパー台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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全面張り替えします

とあるお客様からリフォームの相談を頂きました。

中古の国産住宅を買い取ったのですが、前に住んでいたご家族がヘビースモーカーだったらしく、家全体の壁や天井、サッシや設備が、タバコのヤニで黄ばんだ状況になっています。

築年数が20年近く経っているそうですが、そりゃすごい黄ばみようです。これから時間を掛けて少しずつ雑巾等で拭いてきれいにするそうですが、ご自身で全てを完璧にすることは不可能に近いと思われます。

そこで、私たちは黄ばんだビニールクロスを張り替えることにしました。

本来私たちなら、こうした状況の時には、下地の汚れや臭いをブロックする強力な下塗りプライマー、パラペイントの「ブロックアウト」をクロスに塗装して、それから上塗りの美しい水性塗料を塗る方法を取ります。

でも、入居までの時間があまりないのと、それ程内装にこだわりを持っていないという状況ですので、予算的にも比較的安価なクロスの張り替えをご希望されました。

私たちのポリシーからするとどうなのという気持ちもありますが、お客様にも事情がおありです。私たちのことは、取り敢えず横に置いておいて、状況的にベターな方法でやって差し上げるのも必要なことかも知れません。

何れにしても、どれ程きれいにリフォーム出来るか、また後日ご紹介させて頂きます。リフォーム・メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: 模様替えで明るくなりますよ (2015年11月22日)

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引き戸の開閉が重くなっていませんか?

写真のものは、輸入の樹脂製掃出しサッシ(スライディング・パティオ・ドア)。どこの製品かは、分かりません。

先日、お客様の玄関ドアのメンテナンスに伺った際に、掃出しサッシのドアが重くなって子供の力では開けられないという相談を頂きました。

通常よくあるのは、掃出しサッシの上に構造体の重しが掛かってサッシを上から押してしまっているというトラブルです。そうなると、ドアの上下にあるべき隙間がなくなって、戸車が固くなる為ドアが固くなるんです。

でも、今回のケースは、片引き戸の上下には十分な隙間があるようです。よく見ると、ドア自体が少し変形しているようで、ドアが下枠を押しているような感じです。

ドアの高さ調整をした上で潤滑油を注してみましたので、随分ドアが軽くなりましたが、掃出しサッシの変形自体はどうしようもありません。お客様には定期的に油を注すようにアドバイスしましたが、製品のくせと上手に付き合っていく他はありません。

ペアの強化ガラスを使っていますから、重さが200kgもあります。重さで樹脂が多少変形するのも仕方ないかも知れませんね。何れにしても、何かあった時に頼りにされる存在で今後共ありたいものです。

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玄関ロックの付け替え

お客様から輸入玄関ドアの鍵が壊れて、ロックが出来なくなって困っているという電話を突然頂きました。

状況写真をいくつかメールで送って頂き、私共で取り扱っているデッドボルト(デッドロック)で対応出来るかどうか確認しました。

何でもこの輸入住宅を何年か前に中古で購入され、その際に鍵を交換してもらったらしいのですが、どこのメーカーのものか全く不明とのことでした。取り敢えず、すぐに手に入るロック部品を携えて、お客様の家まで伺ったのですが、デッドボルト・ラッチが内部で粉々に割れているではありませんか。

恐らく、鍵を交換した際にデッドボルト・ラッチをそのまま使い、新しいシリンダーをそこに差し込んだのですが、ちゃんと適合するもの同士でなかった為に、鍵を無理に回した時にラッチ部品の金属が折れてしまったようです。

まあ、その時はちゃんと適合していなくても何とか鍵が回せる状態だったので、よしとしたのだと思います。でも、そんな状態ですから、ずっと大丈夫という訳にはいかなかったみたいですね。

幸い私が持参したデッドロックは、ドアに明けられた取付け穴にピッタリとはまりました。これで防犯的な不安も解消出来たでしょう。まあ、プロがやればこんなもんです(笑)

デッドロックに下にある玄関ハンドルは、元々金色だったようですが、錆びてきたのでくすんだ金の塗料を塗ったようです。そのうちハンドルセットが悪くなったら、ピカピカの金色にしましょうね。

だって、新しいデッドロックは、錆びないゴールド色ですから、このままだとちょっと淋しいですもんね。

クイックセット、シュラーゲ、ボールドウィン、テイモア、ワイザー、イージーセット、エムテックなどのドアノブ部品や輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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18年前に建てさせて頂いた輸入住宅

外壁は既に一度塗り替えされていますが、愛知県あま市で18年前に建てさせて頂いた輸入住宅は、今も昔のまま。

この無垢のパイン材で出来た木製ドアをご覧下さい。20年近く前に施工された内装ドアとは思えないくらいきれいだと思いませんか。金色のドアノブも錆びひとつありません。

国産住宅のような塩ビ・シートを表面に張った木目調ドアなら、既に木目シートが剥がれてきている状況だったでしょうね。手入れさえちゃんとしていれば、いいものは長持ちするといういい証拠ではないでしょうか。

輸入住宅に限らず、内装には出来るだけ本物の木を使ったものを使いましょう。長持ちするというだけでなく、家族の心身や健康という点でもいい影響を与えてくれるはずです。

勿論、こうしたドアなどの内装材だけでなく、壁や天井もビニール・クロスを使わずに健康的なドライウォールのインテリアにして頂ければ、更にいい生活環境になるはずです。

輸入住宅の新築をご計画の方は、ご相談下さい。

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外部ドア枠用ウェザーストリップ

今日も台風18号の影響で、栃木や茨城で大雨が続いておりますが、皆さんのおうちは如何でしたでしょうか。

大雨でも大変なことになりますが、これに横殴りの強い風が伴うと窓やドアのちょっとした隙間から雨が室内に侵入してきます。

特に、気密性が高い輸入住宅などは、小さな隙間に風雨が集中しますから、反って高気密が仇になることもしばしばです。そういう時は、どうぞ布のようなもので隙間を埋めて、雨の侵入を阻止する工夫をして下さい。

さて、今回ご紹介するのは、玄関や勝手口のドアの枠に付けるウェザーストリップ。そう、気密・防水材です。

柔らかなウレタン・フォームを塩ビで巻いて作られたパッキン材は、ドアとドア枠との隙間を埋めるだけでなく、ドア開閉時の緩衝材となりますから、重い輸入ドアの音の軽減にも効果を発揮します。

このウェザーストリップは、ドア枠に明けられたスリットに差し込んであるだけですから、簡単に交換することが可能です。破れたり縮んだりしてきたウェザーストリップは、10年程度で交換するようにして下さい。

そうすることで、夏冬の外気を室内に入れないことが可能となりますし、断熱にも役立ちます。

輸入住宅のこうした材料をご希望の方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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アンダーセンの古いケースメント・サッシ

Andersen社製の古い輸入木製サッシのメンテナンスについてお問い合わせ頂きました。

30年も前に建てられた輸入住宅ですが、窓に関しては殆ど手入れをしてこなかったみたいです。

その為、ナローライン・シリーズのダブルハングのバランサーに付いている吊り糸が殆ど切れてしまっているようですし、ケースメントと呼ばれる滑り出し式の窓についても、クランク・ハンドルが折れてしまったり、オペレーション・ギアに欠けがあったりしています。

上げ下げ窓のバランサーについては、10年程度で吊り糸が切れるのが普通ですから、そのタイミングを見計らって定期的に全てのバランサーを交換することが必要です。

ケースメントについては、可動部に潤滑油を注すことで、ある程度長持ちさせることが出来ますが、比較的大きな窓になるとその重量負荷が大きくなりますから、無理に開閉しようとすると鋳物のオペレーター・ハンドルが折れてしまったり、ギアの歯車が噛み合わなくなったりしてきますから、要注意。

アンダーセンの木製サッシは、形状も繊細で美しいですが、修理については結構要領が必要で大変です。

輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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