お知らせ : ページ 29

ハンドル・ノブが取れちゃいます

こちらは、以前サッシ等の現地調査に伺った三重県のお客様のケースメントサッシ。

輸入窓は、木製アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon)です。

10年以上前に会社がなくなってしまっているからと、半分諦めていたメンテナンスですが、私共のことをNETで見付けて、ここなら何とか直してくれるのではないかということでご相談頂きました。

写真は、ケースメントサッシのクランクハンドルと開閉金具のオペレーター部分になっています。本来、オペレーターは、ハンドルカバー(オペレーターカバー)によって覆われているものなんですが、プラスチックで出来ている為、経年劣化で割れてなくなっています。

また、クランクハンドルを操作する際のツマミ部分であるノブも、テープのようなものを張って、取れてしまうのを辛うじて留めています。

ハンドルは、使い終わったら倒してしまっておける可倒式のもので、固定式のものに比べて少し高いですが、コンパクトに出来る分見た目としてもいいかも知れません。

ハンドル・ノブはカシメで固定してあるのですが、これが結構外れてしまうことが多く、多くのお客様が使いづらいまま使っているような気がします。

ハンドルやカバーは、キャラドン固有の部品ではなく、他のサッシメーカーでも使っている汎用部品ですから、部品メーカーから入手することは可能です。

ただ、使われているオペレーターの仕様によって、ハンドルやカバーが異なりますから、窓に合った適正なものを手に入れる必要があります。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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防犯上、早めに交換

20年以上前に新築させて頂いたお客様から、玄関ドアに付いている鍵が壊れて使えなくなったという連絡を頂きました。

玄関ドアに付いているデッドロックは、旧タイタン(Titan、現クイックセット)のハンドルセットに付属していたものになります。

室内側のサムターンを回せば鍵が掛かりますが、外からキーを差し込んで回してもクルクル回転するだけで全く鍵の操作が出来ません。

これは、デッドロックに内蔵されたキーシリンダーが破損しているのが原因ですから、交換してやればすぐに元通り使えるようになります。ただ、メーカー毎にデッドロック・ラッチやシリンダーの形状が異なっていますから、輸入品ならどこのものでも交換出来る訳ではありません。

また、製造された時代によって、同じメーカーのものでも仕様が変わっている場合もありますから、どんな部品が使われているかチェックも必要です。ドアノブ・メーカーを確認し、その上でデッドロックを分解して、周辺部品の形状やサイズを専門家に見てもらうことが大切です。

因みに、今回交換したキーシリンダーは、スマートキーと呼ばれるシステムが導入されていますから、古いキーをなくしても新しいキーをシリンダーに記録(登録)することで、古いキーを使えなくして新しいキーのみで鍵を開閉出来るようになります。

どこかでキーを落としてしまったり、取られてしまったりしても、これならお金も掛からず防犯上の心配も必要ありません。

あと、デッドボルトバーを隠す金色のガードプレートを装着していますが、これも防犯対策としては非常に有効ですから、是非付けて下さいね。

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新しい技を編み出しました

長野県のお客様からお預かりした両開きのダブルフレンチドアの修理を行っております。

輸入窓は、木製アルミクラッドサッシのマーヴィン(Marvin)製ですが、ペアガラスが割れてしまったり、内部が曇ってしまったりした場合は、建具(障子)そのものを新しいものに交換するのが基本でした。

でも、数年前にマーヴィンが、アフターサービスを含めて日本から撤退してしまった為、ガラス交換については課題になっていました。

今回のフレンチドアも造りがしっかりしている為、ドアの部材を壊さない限りペアガラスの交換は難しいかも知れないと考えていました。

それは、ガラスの周囲の白い押縁(ガラス押え)を外すだけでなく、その中に更に内蔵されている樹脂製の特殊なガラス固定材がうまく脱着出来ず壊れてしまうという問題があるからです。

ただ、よくよくその固定方法を調べてみると、一つのアイデアが思い付きました。特殊な輸入の工具や慎重な作業が必要で、その分時間も掛かるんですが、写真のようにガラスの周囲の部材をきれいに外すことが出来ました。

何せガラス押えも固定材もマーヴィン以外からは入手することが不可能で、もし破損させれば正規の方法でガラスを固定することが出来なくなります。

でも、ガラスの脱着方法や技術を今回確立しましたから、今後マーヴィンのガラスの不具合について相談を受けた場合は、建具を交換することなくきれいに直すことが出来ると思います。

周囲の部材をそのまま使えますから、当然サッシやガラスの防水構造などは全くそのまま維持出来ます。その点でも安心感がありますね。(勿論、追加の外部防水処理や木部防水塗装は弊社で別途行います)

ただ、やれるのが私一人ですから、大量且つすぐ修理することは物理的に不可能ですので、修理を順番待ちして頂くかも知れません。

<関連記事>: 今回も見事な養生です (2024年10月13日)

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通常と違うドライブイン・ラッチ

クイックセット(Kwikset)のドアノブ(ドアレバー)に取り付けるドアラッチは、2種類のものが存在します。

一般的なのは、鍵爪の部分にフェースプレートと呼ばれる金属板が装着されたもので、フェースプレートをビスで固定することでドアに取り付けることが可能です。

写真は、クラシックな輸入ドアに取り付けるドライブイン・ラッチと呼ばれるものですが、フェースプレートが装着されている場所にシルバーの丸い部品が付けられています。

(改良型の新しいものは古いものと形状が異なりますが、互換性がありますから、そのまま交換することが出来ます)

ドライブイン・ラッチは、わざわざビスで固定する必要はなく、ドアに明けられた穴にそのまま差し込めば、丸い頭の部分が穴に引っ掛かってドアに固定されるという便利なラッチです。

90年代前半の輸入住宅では、このドライブイン・ラッチが多く使われていましたが、最近ではフェースプレート付きが殆どであまり見掛けなくなりました。ですから、こうしたドライブイン・ラッチは、国内では貴重なものになっています。

そんなドライブイン・ラッチですが、これにも2種類のものが存在します。キーを使って鍵の開け閉めをするドアノブ(ドアレバー)用のものと、それ以外のものですが、キーを使うのは勝手口のドアか玄関ドアの一部でしかないですから、キー付きのドアノブ用は稀かも知れません。

(因みに、室内ドア用のものは、全てキーを使わないタイプ用のラッチです)

キーを使って鍵の開け閉めをするドアノブ用のものには、鍵爪の上にコブのような突起が付いています。

このコブも鍵爪同様出たり引っ込んだりしますが、この部分が少しでも受け金物(ストライク)に当たって引っ込んだ状態になると、鍵爪の方が動かなくなるという仕組みになっています。

ですから、ドアを閉めて鍵を掛けると、コブが少し引っ込んだ状態になりますから、ドライバーなどでドアの隙間から鍵爪を何とか引っ込ませてドアを開けようとしても、前述のコブの仕組みで鍵爪を引っ込ませることが出来ない為、外からでは鍵が開けられないということになります。

なかなか面白い防犯対策ですので、外部ドアにキー付きのドアノブをお使いのお客様は是非こちらのドアラッチをお使い下さい。それにしても、マニアックなお話ですね(笑)

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網戸が動かない

愛知県のお客様から輸入サッシの建具交換のご相談を頂いた際に、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の網戸についてもご相談を頂きました。

輸入窓は、木製PVCクラッドサッシのアンダーセン(Andersen)製パーマシールド。

写真は、そのサッシに付いていた網戸を横倒しにして、その下側部分の様子です。白い樹脂製の戸車が覗いているのが分かりますが、これが劣化して欠けてきています。

また、戸車が引っ込み過ぎているようでしたので、写真上方の穴にある調整用のツマミを回そうとしたのですが、それも劣化していて回せない状態でした。

調整ツマミ付きの戸車を交換するには、網戸の網も一緒に交換しないといけない状況のようですから、メーカーに確認して戸車部品の代金と網戸全体の代金の両方を出して頂いて、比較検討をしてみたいと思います。

現状網戸は完全ではないですが、何とか動かせる状態にまでは持っていけましたから、修理・交換が完了するまではお使い頂けると思います。

20年以上経ったおうちですから、そろそろいろんな部分でメンテナンスが必要となってくる頃ではないでしょうか?

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今回も見事な養生です

長野県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入ドアの取外し作業を行ってきました。

輸入窓は木製アルミクラッドサッシのマーヴィン(Marvin)製ダブル フレンチドア(アウトスウィングの両開きドア)。

サッシ枠の高さが、2.1mもある大きなドアで、ペアガラスも強化ガラスになっていますから、非常に頑丈で重いドアでした

今回のドアの取外しは、主開閉側のドアの木製下枠が雨漏れで腐ってしまい、外側のアルミカバーも脱落してしまったということを修復する必要があったのと、主開閉・副開閉の両ドアのガラスが内部結露を起こして曇ってしまった為、交換が必要になったのが発端です。

ガラスの周囲の押縁を取らなければ、ガラスの厚みを含めた実寸法を計測出来ませんから、まずはそういった作業が最初です。それと同時に、木枠が腐ったドアの修復作業を建具屋さんにやって頂いて、後はガラスが出来上がってきたら、交換・挿入して形が完成します。

その後、木部の着色及び防水塗装を行って、外部のガラスの周囲の防水処理が出来たら、現場へ取付けに伺います。

ただ、一連の作業は2ヶ月近く要するような気がしますから、12月に入ってからの現場仕事となる為、あとは雪や路面凍結の状況次第ですね。今年は猛暑でしたから、冬も暖冬となることを願うばかりです。

それまで写真の養生が、頑張って防犯対策・防雨対策を担ってくれると思いますが、外からビスや釘の頭は1本も見えませんから、空き巣が外から養生を外して中に侵入することは不可能なように細工がしてあります。どうやってやったかは、企業秘密ですよ。

<関連記事>: ペアガラス交換と木部修復 (2024年9月4日)
<関連記事>: 新しい技を編み出しました (2024年10月17日)

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上側だけでは支えきれません

神奈川県のお客様から、輸入サッシが腐ってきたので交換したいというご相談を頂きました。

輸入窓は、木製アルミクラッドケースメントサッシのペラウィンドウ(Pella)。

写真は、そのサッシの可動建具を下から撮影した様子です。

建具の木製枠ですが、下側に穴が明く程ゴッソリと木が腐ってきています。また、そこにビスで固定されていた建具下側のウィンドウヒンジも、ビスが脱落して完全に外れた状態になっています。

このトラブルの原因は、アルミカバーに接しているガラスの周囲から雨が中に入り込んで、建具の下枠を内部から徐々に腐らせていったことにありますが、中からなので酷い状況になるまでお客様は気付くことが出来ません。

こうなると、ペラの場合は建具を新しいものに交換するという手順になるのですが、オーダーしてから半年くらい納期が掛かってしまいます。

現状、この重い建具を支えているのは、建具の上側に取り付けられたウィンドウヒンジだけになっていますから、それがおかしくなると建具が窓から落下するなんてことにもなりかねません。

取り敢えず、当面の間窓を開けずにお過ごし頂くことになりますが、落下なんて状況になる前に早めに交換手配をして差し上げたいものです。

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将来の雨漏れに備えよ

岐阜県のお客様から、輸入サッシの建具が黒ずんで腐ってきたというご相談を頂きました。

輸入窓は、木製サのアンダーセン(Andersen)製ナローライン・シリーズのダブルハングサッシ。

写真のように、上げ下げ窓の上窓建具(アッパーサッシュ)の木が雨漏れして腐ってきているようです。

実は、こちらのサッシは随分前に下窓建具を新しいものに交換しました。ガラスの防水処理やティンバーケアで木部の防水塗装をしている為、ローワーサッシュは美しい状態を保っています。

下窓建具を交換した際に、上窓建具も念の為交換しましょうと提案しておけばよかったのでしょうが、仏心が出てしまったのかこちらは交換しませんでした。

一見何も不具合がない窓だとしても、木製サッシやペアガラスが入ったサッシでは、雨漏れによる木の腐りやガラスの内部結露が発生します。それは、外部のガラスの周囲に施してある防水材が劣化したり、縮んだりしてガラスと建具枠との間に隙間が生じるからです。

長い年月太陽の強烈な光や温度変化に耐え、激しい風雨に曝されているサッシですから、そうなることは仕方ありません。やはり、外壁を塗り替えるタイミングの10~15年毎に窓の防水処理をしておくことは、将来の雨漏れトラブルの対策として有効だと思います。

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近くの水道屋さんでやれるでしょうか?

茨城県のお客様から、輸入水栓の部品が欲しいというご相談を頂きました。

水栓金具は、デルタ(Delta )製の4インチ・タイプ。

吐水口から水がポタポタ落ちるという水漏れのようですから、カートリッジバルブの問題だと思いますが、デルタの製品の場合バルブ以外にも不具合が発生する部品が存在します。

お客様は以前お近くの水道屋さんでこの水栓を直してもらったことがあったようですが、当時の記録もなく部品類の調達も出来ないとのことで、私たち ホームメイドに問い合わせを頂きました。

今回、現場が遠いということもあって、お客様は私共に修理を依頼するのではなく、部材の調達のみをさせて頂くだけで、交換修理は水道屋さんにお願いされるとのことでした。

また、何も記録が残っていないということから、頂いた水栓金具の写真だけを頼りに部材を調達しなければなりません。

ただ、同じ製品であっても、製造時期によって取付けされた部品に僅かな違いがあることも多い為、万一取付けが出来なくても責任外という条件の基手配をさせて頂きます。

そして、アメリカの水栓はインチで全て出来ていますから、使用する工具もインチ対応のものでないとナットが舐めてしまったりしたらアウトです。

また、輸入水栓は国産のものと勝手が違いますから、昔行った作業を覚えていないと手順がさっぱり分からないなんてことがあるかも知れません。

そこまで心配するのはお節介と思いますので、これ以上申し上げることはありませんが、ちゃんと修理が完了することを心から願っております。

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こればかりは、お手上げです

先日愛知県のお客様のおうちに伺って、アルミクラッドサッシの腐った木製建具を交換しに伺いました。

輸入窓はサミット(Summit)製のダブルハングですが、ガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目などから雨が浸入し、建具の木枠を腐らせてしまいました。

そこで、今は亡きサミットのものではなく、旧ハード(Hurd)のシエラパシフィック(Sierra Pacific)の建具を古い窓枠の大きさに合う形で製作してもらいました。

つまり、外壁に固定されているサッシ枠はそのまま残した状態で、そこに他社の建具を入れ替えるという離れ業を実施するという手法です。

ですから、オーダー前の採寸を少しでも間違えると、建具がうまく装着出来ないなんてことにもなりますから、緻密な作業が必要です。で、写真は、窓の両サイドのジャムライナーを取り替えて、上窓建具をそこに挿入した様子ですが、非常に納まりよく出来上がっていますよね。

でも、よく見るとほんの僅かですが、ペアガラスの屋外側のガラスにヘアークラックが入っているではありませんか。取付け作業前に、木部の防水塗装やガラスの周囲の防水処理を社内で行っているのですが、その時は何も気付きませんでした。

割れは、何かが当たったというものではなく、木枠で隠れた部分から伸びてきているように見えますから、ガラスの縁に傷のようなものがあって、何かの拍子にピッと割れが入ったか、熱割れという自然現象で起きた可能性も考えられます。

ただ、こうした不具合は私たちが何かをぶつけたり取り扱いを乱雑にしたりした訳ではありませんので、こればっかりは事前に避けることが全く出来ないものなので仕方ありませんね。

何れにしても、メーカーには交換用のペアガラスか建具を送ってもらえるようにお願いしましたので、その間のご不便はご容赦頂きたいと思います。でも、何年かして割れたりしたら保証は利きませんが、取付け作業時に発見したことは不幸中の幸いかも知れません。

<関連記事>: ダブルハングの交換用建具(障子) (2024年8月27日)
<関連記事>: ガラスの交換は大変です (2025年4月8日)

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