お知らせ : ページ 264

ファイアープレイスって、モダンでも合う?

NEO 1.6 Insert

ここの処、急に寒くなってきて暖房が恋しくなってきましたね。

日本では、ファンヒーターかエアコンをお使いの方が多いですが、北米では全館暖房のセントラル・ヒーティングや薪式の暖炉を使うご家庭が一般的。

でも、暖炉って聞くと、カントリーなログハウスとかクラシックなインテリアを思い浮かべるのでしょうが、アメリカやカナダでもモダン・リビングがトレンドなんです。

そうした中、ウッドストーブ・メーカーのPacific Energy社では、NEO 1.6 Insertという埋め込み式の暖炉を使ったインテリアを紹介しています。如何でしょうか。クラシックなインテリアではなく、明るくモダンなイメージのリビングでもよく合っているでしょ。

これからは、日本でも暖房器具自体が部屋のオブジェになる時代が来ます。そうした時に化石燃料を使わず、自然に近い暖かさを感じる暖炉や薪ストーブは、どんどん流行っていくかも知れませんよ。

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イタリア ミラノだと、こういう形

Staron社のキッチンカウンター

人工大理石カウンターではメジャーなStaron社。

この会社が、イタリアのデザイナーとコラボしてデザインしたキッチン・カウンターが、こちら。

色遣いといい、曲線を多用したデザインといい、70年代のサイケな雰囲気を感じさせるミニ・キッチンですよね。

子供心ながら、大阪万博にもこんな感じの展示物が多かったように思います。

日本のキッチンや洗面は、まだまだ保守的なデザインのカウンターが多いように思いますが、トレンドは徐々に日本にも入ってきますから、そのうちこんな宇宙的なキッチンが売り出されるかも知れませんね。

このキッチンは、キャビネット状になっていますから、開きの扉を閉めてしまえば、部屋の片隅にある家具という位置づけになりますから、リビングや個室の一角に設置していても違和感がないと思います。

ワンルーム・マンションやアパートなんかにあると、お洒落で人気も出そうですよね。

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ガラスが割れたので、交換します

マーヴィ社 ダブルハングの交換用建具

外装リフォームが完了した大府市 T邸。

窓周りのモールを追加したり、美しいパラペイントで外壁を塗替えたり、今までとは全く違うと言ってもいいデザインに生まれ変わりました。

あと残すは、玄関ドアの調整を兼ねた金物メンテナンスとマーヴィン(Marvin)のサッシの交換工事だけ。

さて、この写真は昨日アメリカから弊社に到着した交換用の建具です。

上げ下げ窓のダブルハングの上側の建具なんですが、何年か前にペアガラスが割れてしまいました。

割れた理由は分かりませんが、このままでは建具の木部も腐ってきますし、窓の断熱性も問題です。それ以上に、ちゃんと家を手入れしていないと思われることによって、泥棒や空き巣から狙われるリスクが高まります。

ですから、このリフォームの機会に窓もきれいにすることになりました。これから窓の木部にパラペイントのティンバーケアを使って防水塗装を施した上に、外部のガラスやアルミの周囲にも防水コーキングを施工する予定です。

現場で窓を施工した後にこうしたことをすることも出来ますが、取付け前なら隠れて見えなくなる部分まで防水処理をすることが可能です。弊社の倉庫でせっせと作業をする予定ですが、こうした気遣いが家づくりには大切なんですね。

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<関連記事>: ガラスの割れから、腐ります (2016年7月21日)

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ドライウォールをやる人、大歓迎です

ドライウォール用パテとテープ

今日千葉県の建築業者さんから、ドライウォール用のジョイント・テープと専用の石膏パテが欲しいんだけど、在庫があるかとの問い合わせを頂きました。

聞けばそれ程の面積を施工する訳ではないということでしたので、それくらいなら在庫はありますとお伝えしました。

そして、いきなり写真のような形で、パテとテープを出荷することとなりました。

テープは1巻500フィートですから、153m程の長さがあります。石膏パテ(オールパーパス・ジョイント・コンパウンド)は、1箱約20㎏の重さがあります。

輸入住宅の建築資材って、国産材に比べて重厚長大なんですよね。ですから、国産材に慣れた職人さんにとっては、やりにくい材料ばかりです。

でも、面倒で時間の掛かる材料だからこそ、しっかりした施工や美しい仕上がりになるのですから、お客様視点で物事を考えればこうした材料を使うべきだと思います。ドライウォールの材料調達や施工を依頼したいという方は、いつでも歓迎しますよ。

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KEVOの外径は、結構あります

KEVOの直径

以前輸入住宅のメンテナンスでご依頼を頂いた静岡のお客様から、玄関ドアのリノベーションでクイックセット(Kwikset)社のKEVOを購入したいという相談を頂きました。

KEVOは、従来のデッドロックに比べて、セキュリティ対策が更にアップした商品ですし、iPhoneなどのスマホやタブレットを持っている方なら、KEVOにタッチするだけで鍵の開閉が出来るスグレモノです。

早速見積をお出しして、お客様からは玄関ドアの現況写真をお送り頂きました。ただ、デッドロックの取付け穴の位置が、現況の場所(ドアの端からデッドロックの中心までが70mm)だと、KEVOの外径が従来よりも少し大きい為、ステンドグラスの周囲にある飾り枠に少し当たりそうな感じでした。

そこをご案内すると、お客様からは飾り枠を少し削るか、ドアの端からデッドロックの中心までを60mmにして穴を明け直すから大丈夫というお返事がありました。

実は、クイックセットのラッチは、調整ラッチと言って穴の位置が60mmでも70mmでも切り換え出来るというタイプのものなんです。私からお客様に事前にそれをお伝えしていた訳ではないのですが、よくそんなことを知っていらしたと驚きました。

昨日、お客様から無事取付けが完了して、気持ちよくお使い頂いているとメールを頂き、安心しております。そうそう追加でFOBキー(スマホを持たないご家族向けの開閉タグ部品)のご注文も頂きました。

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<関連記事>: 鍵を差さないスマート・玄関ロック 「Kevo」 (2013年11月10日)

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まだ部品あるかなぁ?

点火がおかしいロジェールTDS-64

名古屋市のお客様からフレンチ・デザインのロジェール社製ガス・コンロ、TS-40Bの修理が出来ないかとの問い合わせを頂きました。

トップ付けの4口コンロは、国産のものにはない使いやすさとデザイン性がありますよね。

でも、生産中止がされてから、相当の期間が経っていますから、修理用の部品の在庫があるかどうか、少々不安なところです。今回の不具合は、点火ツマミを回すと「カチカチ」火花の音はするのですが、実際のガスには火が付かないというものです。

それも、1つでなく4つ共点火しないらしいのです。バーナー付近の部品を交換すれば直るように思いますが、一度メンテナンス部品を調達出来るかどうか、確認する必要がありますね。

それにしても、ロジェールのコンロやレンジは、今でも人気がありますから、皆さん大切になさってますねぇ。

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<関連記事>: う~ん、やっぱり点火しない (2016年12月11日)

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RC造住宅の屋根

RC造住宅の屋根

10年近く前にドライウォールの内装リフォームをさせて頂いたお客様から、そろそろ外装が傷んできているので相談に乗って欲しいというご依頼を頂いた。

名古屋市の静かな住宅街にあるRC造と思われる3階建ての建物ですが、タイルの外壁や増築部分のつなぎ目のヒビ割れ、鈑金屋根の劣化など、心配な箇所は結構ありそうです。

また、2階にあるリビングの壁・天井付近には雨漏りも見受けられ、早急に対処しないと構造躯体の鉄筋強度にも影響しそうな状況です。タイルの場合、コンクリートの外壁の上に直接モルタル等の接着剤で張り付けていることが多いので、タイル目地やタイルの割れ部分から、構造のコンクリートへ雨水などの水分が侵入しやすいという問題があります。

こんな時、タイルの上からクリアの防水塗装を掛けて処理することが多いようですが、割れが動いたり、大きくなったりすれば、薄い塗膜では何ら意味はありません。

また、鈑金で覆われた屋根については、比較的単純な形状となっていることから、施工上の問題は少ないようにも思われますが、写真のように屋根と四角い構造物との取り合い部分は注意しなくてはいけません。

雨が少ない場合はいいのですが、豪雨といった時にはこの部分でオーバーフローを起してしまう危険性もあるからです。当然、四角い構造物の下地には、鈑金の立ち上げをしているだろうと思われますが、そこもしっかりチェックしなければなりません。

屋根や外壁として使われるガリバリウムの鈑金材は、20年近い耐久性があると言われますが、環境変化によって寿命が左右されることを忘れてはいけません。何れにしても、雨漏り等の原因を突き止めて対策を打つことは当たり前ですが、将来問題が発生しそうな場所についても、今回予防的措置を取っておきたいものです。

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Flamenco II

Flamenco II

フォルテラ(旧ハンソン)ブリック社が製造している外壁用積みレンガを使って、ここ東海地区で多くのレンガ積みの家を建ててきました。

先日お伝えしたように、以前名古屋に住んでいらしたお客様の家を大分県で建築させて頂くことになり、レンガの色やデザインをどのようにするか検討頂いているところです。

この写真のレンガは、お客様から第一希望で頂いたレンガですが、如何でしょうか。赤いソリッド感のあるレンガは、まさに王道といった外壁ですね。これを見て、横浜や小樽の赤レンガ倉庫群を思い起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明治・大正期の建物のようにレトロでクラシックなデザインですから、お客様がこれを選ばれるのも分かる気がします。ただ、問題点がひとつだけあります。それは、製造している工場の立地です。

私たちは、トロントを拠点にしているカナダの友人にお願いしてレンガ等の輸入資材を日本に出荷してもらっているのですが、このレンガはトロントから遠く離れたケベック州で作られているんですね。ケベックはオンタリオの隣にあるのですが、日本で言う隣と違ってカナダの隣は相当の距離があるんですねぇ。

トロントから鉄道を使って西海岸まで運んでから船積みするのですが、ケベックからの輸送が追加となると輸送費もバカにはなりません。そう、レンガ自体のコストはそれ程でもないのですが、その重さ故に輸送費は距離によって相当違ってくるんです。

コストアップを承知の上で採用するのもOKなんですが、近郊の工場のものを採用頂いても素敵なレンガ積みの輸入住宅が出来ること請け合いですから、また一度検討し直してみるのも手ですよ。

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ハード社製? ダブルハング窓用バランサー

ハード?社ダブルハング窓用バランサー

福島県のお客様からハード(Hurd)社の窓ではないかと思われる輸入サッシに不具合があるので、部品の調達が出来ないかとのお問い合わせを頂きました。

こちらが、その窓の側枠の写真です。

グレーっぽい色(実際には白だと思いますが)の方が屋外側。茶色の木部が見える方が室内側です。

通常上窓用と下窓用の2つのバネが側枠に並んで入っているのですが、室内側に近い方(下窓用)のバランサー・スプリングが断裂してしまったのか、ジャム・ライナーの上からバネが飛び出してきています。これでは、窓の開閉が出来なくなります。

こういう場合、窓メーカーの考えにも拠りますが、バランサー・スプリングだけを交換するケースと、ジャム・ライナーごと交換するケースの二通りの調達が考えられます。

また、両サイドにあるバランサーのうち、片側だけが切れてしまったようですが、古いバネは伸びてきているでしょうから、両方のバランスを考えて2つ共交換することが必要です。

ハードのサッシであれば、バランサーにしてもジャム・ライナーにしても比較的簡単に交換することは可能ですが、果たして素人のお客様がご自身で交換することはどうでしょうか?

何れにしても、まずはサッシ・メーカーを特定し、更に窓サイズから適合する部品を見付けることが大切です。それにしても、17年前のサッシでも修理可能というのは素敵ですよね。

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遠く沼津市へ調査に伺いました

コイル・スプリングが内蔵されたバランサー

サッシには何ら表記はなかったのですが、施工した建築会社曰くアイエムエス(IMS)カナダ社製?のシングルハング・サッシということで、どんなバランサーが装着されているのかをチェックに行きました。

上げ下げ窓用バランサーには、いくつか種類があるのですが、こちらのバランサーはコイル・バランサーと呼ばれるもので、白いプラスチックの箱の中にゼンマイ式のバネが入っていて、その先端を窓枠に固定してあるタイプです。

構造が単純で装着しやすいという利点はあるのですが、箱の部分が大きい為窓枠に明いた溝から取り出すのに手間が掛かるのが欠点です。多くの場合、樹脂サッシに装着されているのですが、樹脂で出来た窓枠を一部切り取って、取り出せるだけの開口を開けたり、樹脂を溶かしてバランサーを外に出すといった技術が必要です。

今回は、樹脂を溶かす方法を採用したのですが、なかなかうまく取り出すことが出来ました。窓枠を切ってしまうと、それを元に戻すことは不可能ですし、見た目も少しよくありませんからね。

バランサー本体やバネには、手掛かりとなる品番が刻印されていますから、どうしてもそれを確認しない訳にはいかないのです。それは、本体の大きさやバネの強度に関係してきますから、適当なもので誤魔化すということは出来ません。

(窓メーカーは既になくなっていて、どの大きさの窓にどのコイル・スプリングが装着されているか、資料も何もありません)

写真のものは、正常な状態のコイル・バランサーですが、不具合のある窓だけでなく、全ての種類のシングルハング・サッシの部品をチェックしてきました。それは、不具合のある部品だけでなく、同じだけの時間が経った他のバランサーも近いうちに断裂するのは間違いないので、そうなる前に交換部品を一緒に海外から調達しておこうという理由からです。

交換作業は、今回のようなことを取り出し時と取り付け後の2回それぞれの窓で行わなければなりませんから、結構大変なんですが、交換してしまえばこの先10年は大丈夫です。

それにしても、交換が面倒でないやり方で、どうして窓を作ろうとしなかったのでしょうねぇ。(カナダやアメリカの樹脂サッシでもこういう構造の窓は結構あるようです)まあ、窓メーカーが既に存在していない状況では、何を言っても仕方ないんですけどね。

因みに、これに近いコイル・バランサーは、カナダの旧サーティンティード(Certainteed)社の樹脂サッシでも使われているようです。

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<関連記事>:コイル・バランサーの断裂 (2016年10月17日)

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