お知らせ : ページ 262

アルミクラッド・サッシのコーナーも要注意!

アルミクラッド・サッシのコーナー

室内に雨漏りする原因は、外壁のクラックや屋根、軒下の隙間などいろいろな箇所が考えられますが、木製サッシのトラブルが原因であることもしばしばです。

また、外部をアルミで覆っているアルミクラッドの輸入木製サッシは、耐候性があるからと見落としがちになりますが、まず大丈夫と考えている部分が危ないかも知れません。

この写真は、新築から20年近く経ったカナダのキャラドン(Caradon)社のアルミクラッド・サッシですが、コーナーの部分に防水コーキングを塗ったような跡があります。

お客様がご自身でやられたようですが、アルミは熱で膨張・収縮をする割合が大きい為、つなぎ目が開いてきてしまい、コーキングも割れてきてしまったようです。

また、アルミで覆われた部分の内側は、木が露出した構造になっています。通常は、辷り出しの開き窓(ケースメント)ですから、この木の部分は建具(障子)が閉じた状態では隠れているのですが、気密パッキン材が劣化するなどしてくると、閉じた状態でも木の所まで雨水が侵入してくることがあります。

そうした雨水は、一旦入り込んでしまうと、その隙間に滞留してなかなか抜けませんし、次に雨が降ると更に水分が補充されます。

雨漏れの発生にはその他にも原因が重なることが殆どですので、サッシ自体の製造上、構造上の問題や家の施工手順や材料に間違いがある場合には、その原因の全てを解決してやる必要が生じます。(ですから、防水コーキングで処理すれば、当面大丈夫ということではありません)

台風や梅雨のシーズンではない乾燥した冬の時期こそ、こうした問題に対処する絶好の時期ではないでしょうか。雨漏りした輸入住宅にお住まいの皆さんは、専門家と一緒に是非漏水対策に取り組んでみて下さい。

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あるキッチン・トレンド

DeWils Trend

輸入住宅のキッチンで有名どころと言えば、デウィルス(DeWils)かも知れません。

特に90年代の輸入住宅ブームの際には、よくこのメーカーのものが施工されました。

そんな北米のキッチン・洗面キャビネットメーカーのサイトでは、今のアメリカのトレンドをいくつか紹介しています。その一つが、このネイビー・トーン。

そう、アイビー・スタイルの紺ブレや客船の航海士の服装を思い浮かべれば、配色が分かりやすいと思います。深いブルーのキャビネット・ドアに金色のキャビネット・ノブ。窓やドアには、ブラウン・カラーのウォルナットの飾り枠を配して、キッチン・カウンターにはベージュの石板を用いるというのが、今の流行なんだそうです。

ネイビーですから、白を基調としたマリン・カラーでキッチン・洗面をコーディネートするのもOKなんですが、クラシックな色調にドラマティックなアイデアを加えるのが新しいんでしょうね。

モノトーンが、過去5年続いたトレンドだったと思いますが、こうした若々しい色遣いが、今後5年のトレンドになるかも知れませんよ。

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こうなると表面は剥がさないといけません

単板が剥がれた木製ドア

美しいステンドグラスの入った北米製輸入玄関ドア。

こちらのドアの写真は、岐阜のお客様からお送り頂きました。

何年か前に不動産屋さんから購入された輸入住宅だそうで、玄関ドアの塗り替えをそろそろやらないといけないとお考えのようです。ただ、単に塗り替え、塗り直しをすればきれいになるという問題ではないのが、現実です。

それは、ドアの表面に張ってある化粧単板(ドアをきれいに見せる為に張られた木の薄板)が割れたり、剥がれたりしてきていますから、その上から塗装してもすぐに単板が剥離してきます。

こういう場合、剥がれたり、剥がれかけたりしてきている部分を全てきれいに剥がして、浮いた部分がなくなってから塗装を掛けます。その塗料も木の呼吸作用を阻害する油性塗料やウレタン塗料ではなく、パラペイントのティンバー・ケアのようなミクロの空気穴が明いたような塗料を使わなくては意味がありません。

万一木が呼吸出来ないような塗料を塗れば、木が呼吸しようとして塗膜をペリペリに剥がしてしまいます。自然素材には、それに合ったものを使わないといけませんが、外部用には自然オイル系の塗料は不向きです。

それは、太陽の紫外線等にやられてしまって、すぐに塗装が劣化してしまい、防水性能も保護機能もなくなってしまうからです。勿論、半年に一度塗り直しをして頂けるようなお客様であれば、自然オイルでも問題ありませんが、そんなマメな人はいませんよね。

あと、化粧単板を剥がした処とそのままの処が混在することになりますから、木目を活かした状態のドアにすることは難しいと思います。こういう場合は、思い切って真っ白の防水塗料を塗ってしまうことの方が、おうちの美しさを保つことが出来るように感じます。

アメリカのおうちの玄関ドアが、真っ白なのはその為です。白い塗装であれば、自分たちでも塗り重ねが出来ますから、長持ちさせることが出来るという訳です。勿論、玄関ドアだけ色付けしても楽しいですけどね。

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ケースメント窓が、開かなくなる

アンダーセンの古いケースメント

先日、アンダーセン(Andersen)のサッシ・メンテナンスを行った愛知県一宮市 I邸。

ご依頼頂いたメンテナンスについては、ほぼ完璧に作業を完了したのですが、その際現場をチェックさせて頂いて新たに判明した不具合もいくつか存在しました。

その一つが、ケースメント・サッシを開く時にスライドするガイド部品。窓枠側に取り付けられたスライド・レールの中を、建具(障子)側に取り付けられた写真の黒いガイド部品が移動して、建具が開閉する仕組みなんですが、プラスチックで出来たガイド部品が経年劣化で歪んだり千切れたりしてきています。

これが正常な状態であれば、スムースに窓が開閉出来るのですが、変形してしまうと無理にオペレーター・ハンドルを回さないと窓が開いてくれません。無理に開けようとすれば、更にガイド部品に負荷が掛かりますから、プラスチックを更に傷めるばかりか、ステンレスのスライド・レールも曲がってしまいます。

こうなってしまうと、スライド・レールとガイド部品がセットになったウィンドウ・ヒンジと呼ばれる部品を交換しなければいけません。(ウィンドウ・ヒンジは、窓の上下に設置されています)

これを避ける為には、常に建具の建て起こし(水平・垂直)を調整し、窓枠の上下にあるガイド・レールに潤滑剤をスプレーすることを忘れてはいけません。

とは言え、プラスチックで出来た部品を含むヒンジは、10年以上使っていれば何れ交換する必要が出てきますから、調子がよくなくなってきたら、専門のビルダーに相談するようにしたいものです。

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珍しいスウェドアの室内用ドア

スウェドアの室内用ドアヒンジ

先日、アンダーセンの窓のメンテナンスにお伺いした一宮市のお客様の輸入住宅で、室内ドアが床やドア枠に当たってきて開閉がしづらいという相談を頂きました。

そのドアは、スウェドア(Swedoor)の木製室内ドアで、20年以上前に施工されたものでした。現在、スウェドアは玄関ドアのみが国内で流通している状態で、室内用は滅多にお目に掛かれない貴重品です。

そのドアに取り付けられていたドア・ヒンジが写真のものですが、少し蝶番に隙間が空いて減ってきている感じがします。交換するにしても、同じヒンジが国内にあるかどうか?また、もしかしたら、ヒンジ自体に高さを調整する機能があるかも知れません。

一度輸入している会社に問い合わせをしてみないといけませんね。

万一そのどちらもダメということになったら、ワッシャーを入れて高さを上げたり、ヒンジそのものを別のものに交換したりするなどしなければならないと思います。まあ、何れにしても何とかなるとは思いますが・・・。

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ボチボチこちらもスタートしますか?

知立市の建築予定地

愛知県知立市にお住まいのお客様からお電話を頂きました。

もう何年も前からホームメイドのことを気に掛けて頂いていて、気に入った土地が見つかったら一緒に家づくりをしたいと仰って頂いた方でした。

いろいろな土地を見ては何度も相談を頂いていましたが、価格と希望の両方でなかなかお気に召すようなものが見つからず、ずるずるとここまできてしまいました。

そんな状況の中、ようやくご希望と金額とで折り合いが付きそうな土地が手に入りそうということで、連絡を頂きました。実際には、地主の方と売買を合意したという状況ではありませんし、これから細かな点を詰めていこうということらしいのですが、あともう一歩のところまで漕ぎ着けたという感じです。

年明け後には大分県の新築案件も始まってきますし、その他にも新築のご相談を頂いているお客様もいらっしゃいますから、さてさてどうなるかという具合ですが、それぞれ時期がずれてくるでしょうから、何とかなると思います。

でもまあ、有り難いお話ですよね。そんなに景気が上向きでない状況ですし、名古屋の住宅業界もパッとしないですから、捕らぬ狸の皮算用にならないように、ここは一番頑張らないといけません。やっぱり、仕事は忙しい処に回ってくるんでしょうかねぇ?

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う~ん、やっぱり点火しない

ロジェールのドロップインコンロ

ロジェール社製の古いドロップインコンロ TS-40Bのメンテナンスに行ってきました。

修理部品の供給先にも既に部品はないと言われ、掃除や研磨などで何とか復旧しないかダメ元で作業をしてみました。

クレンザーや重曹はアルカリ、クエン酸は酸性といくつもの洗浄剤と一緒に金属ブラシやタオル、ドライヤー、歯ブラシを準備。

実際に現場のお宅に着いて作業を開始したのですが、多少の錆びやスス汚れはあるものの奥様の手入れが行き届いているせいか、すこぶるきれいな状態でした。

とは言っても、何らかの汚れによる不具合があるかも知れないということで、バーナーヘッドやその受け台、点火プラグ等の汚れ落としを行いました。

4つあるバーナーのうち、1つのバーナーは1回だけ奇跡的にガスに点火して着火出来ましたが、その後はまた元の状態に・・・。そして、他の3つはツマミを回すと「カチカチ」音はするのですが、ガスが出るだけで全く反応なし。

スパークさせる為の部品か、途中の結線の不具合だと思いますが、しっかりした分解手順や交換部品の調達が出来ていない状況では、これ以上手を入れることは控えるべきでしょう。

再度、修理部品を供給出来る会社に問い合わせをしてみて、何らかの対処方法がないか探ってみることになりました。だって、そこ以外は全く問題がないコンロですからね。

もしどうしてもダメなら、新しいドロップインコンロを調達する方向となるかも知れませんが、ロジェールのデザインはほんと可愛らしいですから何とかしてあげたいものです。

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<関連記事>: まだ部品あるかなぁ? (2016年11月20日)

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窓枠そのものを構造にする輸入サッシ

窓そのものを構造にする輸入サッシ

ハード社を買収して一部門にしてしまったシエラ・パシフィック社。

ハード(Hurd)の名前はなくなってしまいましたが、今までと同じものをこれからも供給してくれるという点では、ひと安心です。

そんなシエラ・パシフィック社の輸入サッシですが、新たなラインナップとして写真のような製品をアメリカ国内向けに作っているようです。

写真をよく見ると分かりますが、屋外側のアルミフレームの内側にいくつも木を重ね合わせた太い木製(集成材)フレームが形成されています。

通常のアルミクラッドの木製サッシであれば、窓枠程度の厚みしかない木が使われていますが、こちらは窓枠そのものを構造材として活用しようという試みのようです。

地震国の日本にとって、窓が建物の柱構造の一部として機能するということは願ってもないことのように思えますが、横揺れに強い筋交いや構造壁の機能をこの窓枠が果たしてくれることはないでしょうから、あくまで開口部の更なる補強と考えた方がいいと思います。

国産のアルミサッシやアルミ複合サッシのフレームは、全く強度の役には立たない柔いものですから、こうしたサッシを輸入住宅に取り入れるのは面白いですね。

近い将来、この製品も国内で手に入るようになるかも知れませんよ。勿論、私たち ホームメイドなら、輸入することは可能です。

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下枠が腐ったダブルハングの建具

下枠が腐ったハード社ダブルハング

とあるお客様から、ハード(Hurd)社製ダブルハングの建具(障子)の木枠が腐ってきているので、メンテナンスがしたいというご相談を頂きました。

今はなくなってしまったモアハウジングという輸入住宅メーカーが施工したおうちですが、やはり修理メンテナンスをしてくれるビルダーがなく、NET等で私共に辿り着いたご様子です。

写真の木製窓以外にも同様のトラブルが生じたサッシがあるようで、いくつか同時に直さなければいけません。

まだ、写真をメールでお送り頂いただけですから、現場を見てから判断しなければいけないと思っていますが、最近の事例からすればガラスと外装アルミカバーとの接点やアルミカバーのつなぎ目から雨水が侵入して、本体の木が腐った可能性が高いように思います。

写真からすると、窓の近くに傾斜の強い屋根が見えますから、この屋根に強い雨風が当たって、その跳ね返りがこの窓へ横殴りに吹き付けてきたのかも知れません。また、もしかしたら、この窓は南側や東側の壁面に取り付けられたもので、東南方向から吹く台風の直撃を受ける状況であったということも考えられます。

何れにしても、サッシの防水機能が劣化するなどしてうまく作動しなかったのでしょうから、新しい建具に交換する際はその点の対策強化をする必要がありますね。

あと、ハードの古いダブルハング・サッシは、既に古い建具の製作を中止している可能性がありますから、窓枠の両サイドに付いているジャム・ライナーごと交換する必要があるかも知れません。その際は、下窓(ボトム・サッシュ)だけでなく上窓(アッパー・サッシュ)も同時に交換することとなります。

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<関連記事>: 今なら、古いダブルハングでも交換出来ます (2016年11月3日)

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糸が戻らなくなったバランサー

糸が戻らなくなったバランサー

アンダーセン(Andersen)の古いダブルハング・サッシに取付けられていた破損したバランサー(カウンター・バランス)です。

この弁当箱のような本体から2本の糸が延びていて、それらがそれぞれ上窓(アッパー・サッシュ)と下窓(ボトム・サッシュ)とつながって窓を引っ張り上げる仕組みになっています。

バランサーの箱の中には、巻き上げ式のバネが仕込まれていて糸を常に引っ張っているのですが、そのバネが機能しなくなって糸がダラ~ンと出てきてしまっています。

こうなってしまうと、バランサーは窓を持ち上げることが出来ませんからサッシュ(建具)が重くて上がりませんし、上げたにしても手を離すと下に落ちてきてしまいます。また、糸が延びた状態の他に、糸が切れてしまっても同様に窓は持ち上がりません。

どの輸入サッシでもそうですが、バランサーの寿命は10年程度。こちらは、25年もお使い頂いていたということですから、相当優秀な部品だったかも知れません。

部品はアメリカからの取り寄せとなりますから、納期は3ヶ月程度となりますし、交換が必要な窓が複数あれば、作業にも時間が掛かります。そういった点で、そろそろ変だなと感じ始めたら、交換のご相談を早めにして下さいね。

また、今は大丈夫だと思っていても、他のサッシに異常が出たらそのサッシのバランサーもそろそろ寿命です。ですから、作業経費を省く為にも家の窓全てで交換作業をした方がいいかも知れませんね。

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<関連記事>: これを交換するのは、結構大変なんです (2016年11月27日)

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