大幅な円高・超低金利・住宅減税・消費税増税前の今、輸入住宅はチャンスです!
2011年を迎え、日本の経済界からは景気が上向いてきたとの意見が多く聞かれるようになりました。私たちのような小さなビルダーや一般の市民の皆さんにとって、それが感じられるまでには少々時間が必要かも知れません。しかしながら、こうした状況の中にこそ、明日への希望を見出すチャンスがあるのではないでしょうか。円高は、輸出企業にとっては大変なことですが、その企業も原材料の購入の際には、有利な為替レートを利用して輸入しているのです。全てをネガティブに考えるのではなく、利点を最大限生かす工夫が大切です。今を輸入住宅建築の好機と捉え、夢を実現する人だけが得られる収穫は、非常に大きいのではないでしょうか。皆さんの将来は、先見性と行動によって決まるはずです。
カナダドル下落による大幅な差益
私たちが輸入する際に使うカナダドルの為替レートは、2007年末に1ドル当たり120円だったものが、現在(2010年12月末)は82円台前半を推移しています。
輸入住宅の建築費に於ける輸入資材の占める割合は、おおよそ30%程度ですから、例えば3000万円の家でしたら輸入資材は1000万円ということになります。
では、この為替レートの違いでどのくらい差益が出るのか、下記で考えてみましょう。
- 為替レート120円の場合: $83,333.34 × 120円 = 10,000,000円
- 為替レート 82円の場合: $83,333.34 × 82円 = 6,833,334円
- 為替差益: 10,000,000円 - 6,833,334円 = -3,166,667円
いかがでしょう。2007年と比べると、何と320万円近くコストが下がっているのです。これだけをとっても、今輸入住宅を建築するメリットがあるはずです。
超低金利による支払い額の減少
次に、超低金利による支払い金額の軽減です。東京三菱UFJ銀行のフラット35の場合、現在の金利は2.99%です。フラット35は、35年間金利が一定で家計の計算がしやすいというメリットがありますが、逆に低金利の時代でも金利が下がらないというリスクも負うことになります。因みに、JAでは3年固定型変動タイプで1.05%ですから、その差は1.94%にもなるのです。
住宅ローンを最も金利の低い3年固定型変動タイプにした場合、経済が低迷するここ何年かは金利の大きな上昇はないとみていいでしょうから、やはり生活を圧迫することは比較的少ないと考えることができます。(実際に、ここ2年以上金利に大きな変化はありません)
よく先が見えないからという理由で、長期固定のローンを選びたいという人がいますが、この超低金利時代に高い金利を払ってまで長期にする意味はあるのでしょうか。それは、返済シミュレーションをすれば一目瞭然。
前提条件
- 総額3000万円の住まいを計画。
- そのうち、500万円を自己資金とすれば、融資必要額は、2500万円。
- 融資期間は、35年。ボーナス返済なしで、毎月返済するものとする。
全期間固定金利のフラット35の場合:金利 2.99%
- 毎月返済額:96,072円
- 金利分を含めた返済総額:40,350,361円
3年固定型変動金利の銀行ローンの場合:金利 1.05%
- 毎月返済額:71,155円
- 金利分を含めた返済総額:29,885,275円
上記の差
- 毎月返済額:96,072円 - 71,155円 = -24,917円
- 金利分を含めた返済総額:40,350,361円 - 29,885,275円 = -10,465,086円
どうです、皆さん。金利差1.94%の違いで1,046万円以上支払総額が変わってくるのです。そんなお金があれば、BMWも買えるし、子供の教育資金にも回せるじゃないですか。でも、変動だと逆に金利が高くなった時にリスクがあるじゃない?なんて声もあるでしょう。
勿論、そうです。でも、逆に言えば、金利が低いままならば得をするということです。また、金利に影響を及ぼすGDPは人口の増加と共に上昇するというのが一般的です。
少子高齢化の時代に、昔の高度成長があり得ますか?景気がよくなって、金利が大幅に上がるなんてことがあり得ますか?だからこそ、不況の時でもある一定の所得がある世帯であれば、家づくりの大きなチャンスになり得るのです。
今は、土地を含めて物価が下がっています。建築資材も安く購入できれば、自然素材でもっと良質な材料が使えるのです。金利も低い水準とくれば、まさに鬼に金棒。考え方やものの見方を変えるだけで、ピンチはいくらでもチャンスになるのです
2011年度も、大幅な住宅減税
時限立法ではありますが、本年度も住宅減税が実施されます。新築の場合、10年間で最大400万円を納めた所得税から返してくれますし、増改築でも省エネやバリアフリーを行った分の10%の金額をその年度の所得税から戻してもらえるというものです。また、認定長期優良住宅の新築では、最大600万円の所得税控除を受けられますが、実際に満額控除を受けられるだけの高額な借入れを行うという人や多額の所得税を納めているという人は少ないですし、長期優良住宅の認定には、100万円近い費用を必要とするので、皆さんにとって現実的なメリットはあまりありません。
さて、新築で先程のように3000万円の住まいを建築した場合、下記のようになります。
- 控除対象の住宅融資: 建築費3000万円 - 自己資金500万円 = 2500万円
- 控除総額: 2500万円 × 1.0% × 10年 = 250万円
勿論、控除の対象となる住宅融資が、4000万円以上となれば、最高額の400万円が戻ってきます。このように低金利と合わせて自己資金を使わず、できるだけ多くの融資を受けることをお勧めします。 尚、この減税に関する詳細は、財務省 住宅ローン減税制度の概要をご覧下さい。
消費税アップは、間近に迫っています
財政再建の為に、政府が既に消費税アップを視野に入れているのは、皆さんもよくご存知の通りです。土地は、消費するものではないので消費税は掛かりませんが、建物には消費税が重くのしかかってきます。消費税がどのくらい上がるのかは不明ですが、多くの識者が10%をひとつの目安にしているようです。その場合、皆さんが支払う消費税は、どのようになるのでしょうか。先程と同じようにシミュレーションをしてみましょう。
- 5%の場合: 30,000,000 × 5% = 1,500,000円
- 10%の場合: 30,000,000 × 10% = 3,000,000円
- 増加する支払い額 :3,000,000円 - 1,500,000円 = + 1,500,000円
これは、10%という消費税を想定していますが、これまでの経済対策で支出したの莫大な赤字国債を補う為には、もっと大きな税率のアップになるかも知れないことを心しておく必要があります。
全てを合わせると、今なら1,766万円の支出減!
いかがでしたでしょうか。輸入住宅を建てたいのであれば、今という時期を逃してはいけないということがお分かり頂けましたでしょうか。勿論、無理に住まいを考える必要はありません。でも、近い未来に自分の夢を叶えたいと思っているのであれば、その夢を実行に移すのは今なのです。
従来、住宅メーカーは20数年のサイクルで建て替えをさせる仕組みを作ってきました。そういった消耗型家づくりから離れて、100年以上の耐久性のあるレンガ積み外壁やドライウォールのような普遍的な美しいデザインのインテリアで家づくりをすれば、あなたの次の世代は少しの費用でメンテナンスするだけで、残ったお金を別荘やボートなどの購入に当てられるようになります。つまり、財産蓄積型の家づくりをすることが、今後のトレンドになっていくのです。それができるのは、本物の輸入住宅でしかないとは思いませんか。その為には相応のお金も必要です。だからこそ、素晴らしい建築パートナーとの出会いやタイミングが重要なのです。
こんな時代だからこそ、本物を見極め、いいものを長く使う考えが大切です。それを忘れて、安いだけで価値のないものを買ってはいけません。
私たちは、皆さんと輸入資材やインテリアなどを見に行くカナダ・ツアーも実施しています。円が高い今が買い物の絶好のチャンス!ナイアガラやトロント観光も一生の思い出になると思いますよ。是非、このチャンスを生かして堅牢でデザインの素晴らしい輸入住宅を一緒に創りませんか?建築・デザインのご相談は、建築相談から。
2011年1月8日
文責: 建築コンサルタント 村瀬 雄三


