お知らせ : ページ 108

メンテナンスは春になってから

長野県に別荘をお持ちのお客様から20数年前に建てたノルディスカヒュースの建物をメンテナンスしたいという相談を頂きました。

先日、三重県四日市のお客様で同社のサッシ・メンテナンスを行いましたが、今回も木製サッシの防水パテが劣化しているようです。

頂いた写真のものは、屋外側のガラス面に木製格子が付いたタイプで、格子の周囲も全部パテを打ち直ししなければなりませんから、この窓だけで普通のサッシの3倍近い作業量や気遣いが必要です。

こうした格子付きの窓は、ノルディスカヒュースの家では2階部分に取付けられていることが多いようで、建具を取り外すにも慎重な作業が要求されます。

私たち ホームメイドは、スウェーデンから専用パテをわざわざ輸入して窓の防水処理を行いますが、そんな材料を知らない日本の建築業者さんは、木製サッシの塗装のことを考えて変成シリコンのコーキングを使うかも知れませんが、変成シリコンは基本ガラス面には使ってはいけない材料です。

そうしたことを知らないで施工してしまう業者さんも少なくないと思います。(きっと、商品の注意書きを読んでいないんでしょうね・・・)

では、普通のシリコンコーキングではどうかというと、ガラス面には使えますが、木枠に付いてしまうと後から行った塗装を弾いてしまいますから、これも相当厄介です。

塗装をしてからシリコンコーキングを打つという方法も考えられますが、木部専用の防水塗料を使わなければ、すぐに塗膜が木枠から浮いて剥がれてきますから、大して長持ちしない状況になるかも知れません。

そういった点で、塗装が可能なスウェーデン製専用パテを施工して、その後でパラペイントのティンバーケアのような塗料をパテの上からサッシ全体に塗るのが一番だと思います。(パテの上から塗装をすれば、ある程度パテの劣化も防げます)

ただ、平地よりも寒い場所ですから、パテや塗装が乾くまでに時間も掛かりますし、雪でも降った日には車が上れなくなりますから、ちゃんとした施工をするなら、春になってからがよさそうですね。

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久し振りに天然スレートの問い合わせ

以前ブルースフローリング用のWAXをご購入頂いた福島のお客様から屋根の葺き替えについてご相談を頂きました。

現在の屋根は、コンクリートの薄板に塗装を施したカラーベスト。

10年毎に塗り直しをすれば、60年程度は持つという屋根材ですが、永遠に耐久性があるという素材ではありません。

そこで、ルーブル美術館やモンサンミッシェルといったヨーロッパの歴史的建造物の屋根や赤レンガの東京駅にも使われている天然スレートを使いたいというご希望でした。

天然スレートとは、何万年も前に形成された地層から採掘した粘板岩で薄い板状に剥がせるという特徴があり、その分軽量で耐久性が高い屋根が施工出来るというスグレモノです。

その寿命は120年とも200年とも言われていて、その間何もメンテナンスが必要ないというのは、他の屋根材を凌駕していると言ってもいいでしょう。

日本でもいろいろな天然スレートが販売されていますが、写真のものはその一つ。断面の部分を見ると本物の石であることがお分かり頂けると思いますし、それが層になっている感じも見て取れます。

こちらの天然スレートのサイドには水切り材が付けられていて、隣り合った屋根材の間から雨が入らない仕組みになっています。

また、屋根材が上下で重なる部分にはライン状に防水ゴムが付いていますから、吹き上がるような強い雨でも中に雨が侵入しない工夫もされています。

屋根材の固定は、天然スレートの上に明けられた穴にビスを入れて留めることをしますから、ガッチリと屋根材が固定されます。

なかなかよく考えられたシステムですが、以前にも記事に書かせて頂いたように、屋根材そのものは下地に施工された防水材のアスファルルーフィングを太陽光から保護するカバーでしかありません。

アスファルトルーフィングがしっかり施工されていれば、屋根材の隙間から雨が中に入ってきても然程問題ではありませんし、心配も無用です。ですから、水切りや防水ゴムで更に雨の侵入を防ぐ必要はありません。

勿論、侵入しないことに越したことはありませんが、それよりもアスファルトルーフィングの施工の正確さや万一の屋根材の交換・補修が比較的やりやすいことの方が大切な気がします。

何れにしても、天然スレートの屋根は現在考え得る最高の素材であることは間違いないですし、その分高価であることも念頭に置くようにして頂きたいものです。皆さんのおうちでも新築・リノベーションに如何でしょうか?

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水漏れしたアメリカンスタンダード製の洗面水栓

こちらの水栓金具は、アメリカンスタンダード(American Standard)の洗面水栓です。

止水バルブのセラミックカートリッジに不具合が起きたらしく、蛇口の先から水がポタポタ落ちるようになったとのこと。

こちらのお客様は、施工した際の取扱説明書を大切に保管されていらしたようで、水栓のメーカー名や品番もはっきりしています。こうした情報から、水栓金具自体の調達は元より交換パーツの手配も可能ですから、お客様にとってはラッキーかも知れません。

勿論、交換作業も私共 ホームメイドがさせて頂く予定ですので、お伺いした際には水栓金具だけでなく輸入住宅全般のメンテナンスについてもアドバイスをさせて頂くつもりです。

アメリカンスタンダード自体は、北米でもメジャーなメーカーですから、製品寿命も長く交換部品の在庫も然程心配ではありませんから、その点もよかったと思います。

輸入住宅の材料の選択は金額ばかりに目が行きますが、信頼のおけるメーカーであることや新築時の詳細仕様書・部材の取扱説明書が大切に保管されていること、おうちの修理・補修に十分な知識と技術があるビルダーと巡り会うことの方が、後々の為には重要な気がします。

まあ、輸入資材ですから、アメリカからの輸送期間が少々掛かるのは玉にキズですが、10年以上経っても部品が手に入るのは魅力的ですね。

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雨仕舞といった納まりも悪そうです

石川県のお客様からウェザーシールド(Weathershield)製の輸入サッシが腐ってきたので、補修をして欲しいというご相談を頂きました。

その一つが、こちらのサッシ。

台形出窓と呼ばれるベイウィンドウですが、出窓の下端が腐ってきているようです。恐らく、建具のガラスの周囲から雨が中に侵入したものが、サッシの下枠へと落ちてきたのだろうと思います。

また、この写真にはないですが、別の写真ではサッシの屋外側に木枠が使ってあるようで、側枠も同様に腐ってきています。そういうことが複合的に重なって、サッシの下端も腐ってきているのだろうと思います。

ここまで来ると表面上の腐りではなく、窓の構造部分も相当腐ってきているでしょうから、出窓自体を交換しないといけないかも知れません。(下手をすると、建物の構造部分にも被害がある可能性があります)

出窓は建物の外壁よりも外へ飛び出しているものですから、基本的に雨が当たりやすいものです。ですから、ある程度軒が出た屋根(ヒサシ)を窓の上にしっかりと載せてあげるといった施工や、極力外部には木を使わない(木を露出させない)といった工夫が必要です。

定期的なガラスの防水メンテナンスをしたりすることも大切ですが、サッシの納まり自体を正しくしないと、いくら補修しても根本的な解決をすることは難しくなります。

施工者である工務店や基本的なデザインを考える設計士も、雨が多い日本でどういう施工が必要なのかをしっかりと考えてもらいたいものです。でないと、せっかく高級な輸入木製サッシを取り付けても、20年もしないうちに交換しないといけなくなりますよ。
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追伸:
ウェザーシールドのアルミクラッドサッシについて、2009年以前に製造された窓の代替品及び交換パーツのオーダーは、2019年1月で全て受け付けを終了した旨メーカーより案内がありました。

よって、修理・メンテナンスが必要な場合は、部品メーカーからの直接購入や既存のものの部分的な取り換え・加工、他社サッシへの交換等の対応にて実施することとなります。(2021年10月19日追加)
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相当な力で壊しましたねぇ~

マーヴィン(Marvin)のケースメントサッシが破損したので、見て欲しいというご相談がありました。

頂いた写真がこちらですが、開閉金物のオペレーター本体が木枠の部分を境にして2つに分かれてしまっています。

木枠の外側にある部分をビス留めしてオペレーターを窓に固定しているのですが、その部分と内側の部分とが割れて離れてしまっています。こうなると、オペレーターを固定することは出来ませんから、サッシの開閉はスムースに出来なくなります。

オペレーターは鋳物で作られていますから、継続的に無理な力を掛けて窓の開け閉めをしていないと、こんなことにはならないはずです。相当丈夫に作られていますから、こんなことになったものは見たことがありません。

単に部品の交換で直ると思っていらっしゃるかも知れませんが、力を入れないと窓が開けられないということの原因を解決しないと、また同じ不具合が起きますし開閉が重いという不具合は解消されません。

皆さんのおうちでも開閉金物が重いとか、ロックが掛けづらいとかという問題があったら、メンテナンスのサインですから専門家に相談するようにして下さいね。

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これは、酷くなったら交換です

先日、アンダーセン(Andersen)の4枚引き分け掃出しサッシのドアを交換したという記事を書かせて頂きましたが、このおうちにはそれ以外の窓にもアンダーセンが使われています。

それらの窓は、新築以来何もメンテナンスをしていないとのことで、ペアガラスの周囲等からの雨漏れのリスクが生じています。

そこで、外部足場を組んで、高い位置の窓を含めてガラスの防水処理を行うこととなりました。

今回ガラスの防水処理を行っている最中に、ペアガラスの中が汚れているのを発見しました。恐らく長年お使い頂いている間に、このサッシだけガラスの周囲から雨が入り込んで少しずつ汚れが広がってきたのだと思います。

幸いこのサッシ以外にはそういった不具合は見受けられませんでしたが、やはりガラスの防水処理は必修ですね。

取り敢えず、屋外側のガラスの周囲やガラス押えのつなぎ目などの防水処理を行いましたから、これ以上雨が悪さをすることはないと思いますが、今後も気にして頂く必要はあると思います。

不具合の程度は然程でもない状況ですので、取り敢えずこのまま様子をみて頂いて、何年か経った後に汚れや曇りが相当酷くなってきたら、ガラスを含めた建具の交換をするようにしたいと思います。

皆さんのおうちも、国産・輸入を問わずペアガラスにはこうした弱点がありますので、気を付けるようにして下さいね。

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ドアラッチを隠しても仕方がない

空き巣や泥棒に玄関から入られるというおうちは、意外に多く存在します。

窓からだと開口部が狭く入りづらいですし、掃出しサッシからでは目立ってしまうからかも知れません。

2階のベランダからの侵入も多いと言われていますが、やはり登っている状態は人目が気になり、死角にならない状況ではやりづらいと思います。

そういった点で、玄関は門の奥にあったり、壁などで囲われた独立空間だったりしますから、道路から見づらかったりするかも知れません。玄関ドアの防犯対策を考える場合、やはり一番重要なのは鍵の周囲の防犯強化でしょう。

まずは、鍵を掛けた時に出てくるデッドロックバー。これがカンヌキの役目を果たし、ドアとドア枠とがガッチリ外れないようにしてくれます。

ただ、ご覧のようにドアとドア枠との間には、隙間が空いているものですから、この隙間に金ノコを差し込んでデッドロックバーを切断してしまうという泥棒もいます。

それを防ぐ為に、この隙間を隠す硬いステンレス製の「ガードプレート」を装着することが最も効果的だと思います。私たちが輸入住宅用に調達しているものは、金属の厚みが3.4mmもありますから、大きなバールで壊そうとしても短時間で破壊することは不可能です。

そして、ピッキングを防止する為に、キーシリンダーを通常のものからディンプルキーのシリンダーに交換するのも効果的です。

マイナスドライバーを鍵穴に突っ込んで、穴を破壊するといった犯罪にも対応しますから、この2つの対策でほぼ玄関ドアからの侵入を諦めるかも知れませんね(更なる対策は、こうした対策をしたデッドロックをもう1つ追加してダブルロックにする方法です。勿論、もっといろいろ対策はありますが、それは当社まで直接ご相談下さい)

因みに、ドアを開け閉めするドアラッチも隠さなくてはいけないと勘違いをしている人がいるようですが、普通のラッチにはロック機能はありませんので、ガードプレートの装着の有無に係らずハンドルレバーを下げればドアは開いてしまいます。

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室内の網戸でも劣化します

昨日、一宮のお客様のおうちでメンテナンスの調査をしてきました。

新築から20年以上経っているので、いくつかのものが修理を必要としていましたが、その一つがこちらの写真。

カナダのキャラドン(Caradon)社が製造した樹脂製ケースメントサッシなんですが、ケースメントは基本室内側に網戸が付いています。

シングルハングやダブルハングなどの上げ下げ窓は、屋外側に網戸が設置されていますから、太陽の紫外線によって劣化のスピードは早くなります。

それに引き換え、内側にあるケースメントやオーニング窓の網戸は、あまり劣化することはないのですが、それでも20年近く光が当たっているのですから、相応に劣化するのは仕方ありません。

キャラドンの網戸は、サッシ枠に固定出来るように、網戸の周囲に耳が付けられています。周囲のフレームはアルミで出来ていますから問題はないのですが、フレーム同士をつなぐコーナー材はプラスチックで出来ていますから、白い粉を吹いてポロポロと取れてくるといった状況でした。

耳付きの網戸は、結構珍しいタイプではありますが、北米から部材を入手することは可能です。送料や時間は少し余分に掛かりますが、何年経っても元通りに出来るというのが輸入住宅のいいところ。

いろいろ修理箇所はありますが、今回もちゃんと直せると思いますからご安心を。

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出張途中で寄って頂きます

和歌山県のお客様からメーカー不明の輸入サッシに付いている網戸の固定用ピンがいくつか破損している為、交換用のスクリーンピンが欲しいという相談を頂きました。

取付け穴のサイズが合うかどうかは私共では判断が出来ませんので、製品の写真等をお送りして購入したいというご希望を頂きました。

取り敢えず、購入先のマーヴィン(Marvin)の網戸には適合しますが、その他にハード(Hurd)やリッチモンド(Richmond)といった輸入サッシの網戸にもお使い頂いています。

今回お客様は40セットを欲しいということで、私共も発送することを想定していましたが、近々出張で名古屋方面にいらっしゃるとのことで、ホームメイドの事務所で受け渡しをさせて頂く予定です。

網戸ピンの購入だけでなく、きっと輸入住宅についていろいろ聞きたいことがおありなんでしょうね。いらしたら、結構話が長くなりそうで、どうなることやら・・・。

まあ、私のような輸入住宅の専門家と話をする機会は、普通殆どありませんから、お客様からすれば貴重な機会だと思います。それにしても、たまたま私が会社に居て、よかったですね。

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日本ではあまり見掛けないですね

昨日、玄関ドアの防犯対策を施工してきたという記事を書かせて頂きましたが、それ以外にもリビングのドアがブラブラ動かないように固定しておくボールキャッチと呼ばれる金具を取り換えてきました。

このドア固定金具は、ドアラッチの鍵爪でドアを固定(開閉)するのではなく、バネが内蔵された球状の出っ張りをストライクの窪みに押し込んでドアを固定するというユニークなものです。

このボールキャッチがドアの上枠に取り付けられたのは、20年以上前のことですから、長年の使用で消耗して壊れたものと思います。

でも、ドアノブやドアレバーをいちいち回さなくても、ドアを引いたり押したりすれば開け閉め出来るのですから、便利な金物です。こんなのは非常に簡単な仕組みですから、国産の住宅でも取り入れるといいように思いますが、使っていらっしゃるおうちは見たことがありません。

輸入住宅ならではのドア用固定金物ですが、調子をみながらやはり20年くらいで取り換えをされるといいかも知れませんね。

ただ、この固定部品は壊れていないのに、最近ドアが勝手に開いてしまうといったトラブルがある場合は、ドアヒンジが摩耗してドアが下がっている可能性がありますから、ヒンジの交換とドア調整をして下さい。

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