さあ、腕の見せどころです!

さあ、腕の見せどころです!

今日、とあるお客様から家のリノベーションのお願いを頂いた。10年くらい前に購入されたという輸入住宅だが、外装、内装、そのほぼ全てに手を入れる。

輸入サッシが施工されているのだが、そのメーカーは既になくメンテナンスの世話をしてくれる輸入住宅ビルダーも近くにいない状況で、不具合の生じたハーフ・ラウンド付きの輸入トリプル・サッシ(三連窓)を国産の和風な引違いのサッシに交換せざるを得なかったという。

また、一体成型されていたハーフ・ラウンドの窓も引違い窓から引き離されて別個に配置されてしまった。輸入住宅についての知識や技術、センスもないという状況は、街のリフォーム屋さんならば仕方のないことではあるが、やはりどうしても気になっていたというのが本音だったようだ。

私たちは、この窓を含めた問題のある窓全てを、ファイバー・クラッドの木製輸入窓に取り換えて、この家のデザインを再生させて頂くつもりです。メーカーこそ違いますが、以前の美しさはきっと甦るはずです。

また、外装の塗り替えには外装用パラペイントを用い、カナダの美しい色で塗装します。そして、内装のクロス張りは、破れや剥がれを補修した上で、内装用のツヤなしPara Paints「エリート・スウェード」で上塗り仕上げを実施します。

これだけでも、このおうちのグレード感は見違えるように上がるはずですが、更に既存の国産照明を最新の輸入照明に入れ替えることをやろうと考えています。

ここまでやれる輸入住宅ビルダーは、名古屋地区には存在しないでしょうし、北米のような本物のリノベーションを実現しようなんていう馬鹿なことを思い付かないでしょうね。

もしホームメイドが、自社の利益を追求するだけの企業だったら、安いビニール・クロスを張り替えて、安いサッシを使い、手間を掛けずに利幅を稼ぐなんて仕事をしているんでしょうね。まあ、そうなったら、何のポリシーもなく、安売りのリフォーム屋さんや建売り住宅会社と全く同じです。

そんな会社に誰が大切な輸入住宅を託すでしょうか。私たちは、修理をするだけではなく、デザインやセンスで家の価値を上げて差し上げられるからこそ存在価値があるはずです。

住宅産業は、もっと胸の張れる仕事をしなければダメになります! 輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<この家の作品紹介>: リノベーションで美しく ~H邸~

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