壁照明の光で遊ぶ

壁照明の光で遊ぶ

私たちが輸入住宅で施工する輸入の照明器具は、様々な美しいデザインのものが存在します。

その中でもブラケットと呼ばれる壁付けの照明器具は、廊下や洗面・トイレといった比較的狭い場所に使ったり、寝室やリビングのサブ照明としてアクセント・ライトに用いたりします。でも、これがなかなかのくせものというか、楽しみというか、いろいろな表情を見せてくれるのです。

おおよそ壁に付ける照明器具は、床から2mの高さに電気配線を出すというのが一般的。丁度、窓やドアの高さが床から2mであるところから、その位置で揃えると綺麗に見えるということでその位置にすることが多いのです。

でも、輸入の照明器具は、配線を接続する台座の中心よりも随分高い位置にランプ・シェードの上端がきてしまったり、逆にシェードが下向きの場合は中心点よりも低くシェードの下端が来ることもあるのです。

それは、取付けする向きや、照明器具自体の大きさやデザインによって、シェードの位置が変化するということに注意しないと全然トンチンカンなインテリアになってしまうことを意味します。

まず上の写真は、床から2mの高さに台座の中心をもってきた場合の照明器具です。シェード自体が比較的高い位置に来ていますね。

ここの室内の天井高は2.4mですから、シェードと天井との距離は、20cmあるかどうかです。そうすると、光は丸く天井に映り込むんですね。これはこれで可愛らしいかも知れません。

次の写真は、床から1.8mの高さに台座の中心をもってきた場合の照明器具です。シェードは天井から少し距離があるのがお分かりでしょうか。

隣に見える窓の高さが2mですから、標準より20cmくらい下の方に取り付けしてあるのです。また、照明器具も先程のものよりシェードの位置が台座から離れていないという点も見逃してはいけません。

そうすることで、光が扇状に広がって、壁に美しいフォルムを作り出すのです。ほんの少しの取付け位置や照明器具のデザインの違いで、こんなに雰囲気が変わるんですねぇ。

照明器具の価格の差で、雰囲気や光のデザインが決まる訳ではありません。どれをどこに取り付けるかという綿密な計画やどう見えるだろうかということへのちょっとした気遣いが、インテリアを豪華に見せたり、ムードを演出したりする基なんです。

勿論、壁や天井のドライウォールに塗られたパラペイントの表現力も非常に大きく影響していると思います。デザインの全てを理解するという総合力が、ビルダーの力量なのかも知れませんね。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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