家の床下環境って、どうなってるのぉ?(1)

家の床下環境って、どうなってるのぉ?(1)

多くの皆さんは、外観やインテリアを気にされるでしょうが、中には見えないところを知りたいという方もいらっしゃいます。そういうマニアックな方の為に、マニアックなビルダーの私が、床下の環境がどうなっているのかをご説明しましょう。

まず、私たち ホームメイドの輸入住宅は、基礎を耐震性の高いベタ基礎という方法で施工しています。普通のビルダーさんより鉄筋量を増やしたり、コンクリートの厚さを厚くしたりしていますが、施工済みの状態での見栄えは、普通と変わりません。

やってますと主張しない、そういうさりげない感じがいいですねぇ(笑)

さて、写真をご覧頂いた通り、ベタ基礎の床下には湿気はありません。よく床下が湿気るから炭を撒きたいという人がいらっしゃいますが、その必要は全然ありません。

ベタ基礎の下にある土は、防湿シートで覆われていますので、土からの湿気が上がってこないようになっています。但し、長い時間が経過すれば、このシートが劣化しないとも限らないので、将来少しは湿気が上がってくるかも知れませんね。

そこで、私たちは、基礎の立ち上がりとその上に載っているヒノキの土台との間に、基礎パッキンなるものを入れて土台を少し浮かせています。その通気スペースから、外気が入ってきて床下の乾燥を促します。もしもの時のそういうバックアップも考えているという訳です。

こういう仕掛けや虫が嫌う臭いの強いヒノキ材を使うことでシロアリや腐朽菌が繁殖しにくい環境を実現しているのです。(あくまで、防蟻の為の薬剤を使わないのが、「アレルギーや環境を考える」というホームメイドのポリシーです。被害を受けなければ、殺す必要はないですもんね)

次に床組みの木材を下から支えるプラ束(プラスチックの束石)ですが、こんなものじゃ重い構造や家具を支えられないんじゃないかと思われるでしょう?

でも、このプラ束、1本で14~15kN(キロニュートン)を支える耐荷重力を持っています。単位がよく分からないという方もいるでしょうから付け加えますが、1t(トン)=9.80665kNなんですねぇ。つまり、1本で1.5t以上の重さに耐えることが出来るのです。1.5t以上と言えば、クラウンくらいの車でも大丈夫ってことです。また、木が将来動いたり痩せたりしても、このプラ束には長さ調整のアジャスターが付いているので、変化に追随出来るスグレモノでもあります。

また、電気配線なんかもベタ基礎の上に載っていないでしょ。床組みの近くを這わせることで、万一床下浸水なんて状況になっても、配線がショートしないように出来るだけ上の方に施工しているのです。

いや~、こんなことまで気遣いしているなんて素敵ですよね。でも、ここはお客さんには分からない部分です。このように施工してくれるかどうかは、施工する工務店や設計士次第ですが、どこもこうした情報を公開していない。(設計図にも書いていないですから、住宅業界って、淋しいですねぇ)

そうそう施工後の床下のお掃除も大切な仕事ですよ。こういう私たちと一緒に家づくりをしたいとお思いになった方は、ご相談下さいませ。

<関連記事>: 家の床下環境って、どうなってるのぉ?(2) (2013年2月25日)

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