写真だけでは、部品調達は難しい

写真だけでは、部品調達は難しい

レバー内部が破損した輸入洗面水栓

こちらは、アメリカンスタンダード社製と思しき洗面水栓。

ただ、お客様がそうだとお思いになっているだけで、実際にそのメーカーのものかどうかは定かではない。

確かに陶器で出来た洗面ボウルには、「American Standard」というロゴが入っていますが、だからと言って水栓までそうかと言えば分かりません。

図面や仕様書、見積書などにメーカー名や品番などの記載があればいいのですが、そういうものもありません。勿論、こうしたタイプの水栓金具がないか、メーカーのサイトなども確認してみましたが、旧製品の記録にも登場しないデザインでした。

水栓の頭に付いたレバーハンドルを本体に接続するプラスチック部品が破損したとのことで、その部品だけ調達出来ないかという問い合わせでしたが、あまりに情報が少な過ぎて製品の特定には至りません。

水栓金具に使われている部品は、以前から申し上げているようにメーカーによっても製品によっても、製造時期によっても様々違っているのが普通です。

正確な詳細情報を記録として残していない限り、破損した際には水栓全体を交換する以外にはメンテナンスをする方法がないことを心に留めておいて下さいね。逆に、そういう情報があれば、長い間修理部品が手に入るのが、輸入の水栓金具です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。