八王子まで窓ガラスの調査に行きます

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ガラスが割れたサーティンティード社グライダー

東京都八王子市の輸入住宅に取り付けられたサーティンティード(Certainteed)社の片引き樹脂サッシですが、ご覧のように可動側建具のペアガラスが割れてしまいました。

鳥が当たったのか、屋外側のガラスだけが割れています。ですから、室内への影響は殆どありませんが、雨がペアガラスの中に入ってしまい、周囲の金属スペーサーを錆びさせてしまいます。

お近くのサッシ屋さんや住宅会社では手に負えないようで、どこの業者さんも修理を引き受けてくれません。そこで、私たち ホームメイドが修理をすることになったのですが、まずはガラスが取り外せる状況にあるかどうかを確認しなければなりません。

サーティンティードは、プライジェム(Ply-Gem)というメーカーに吸収されて存在していないのですが、プライジェムにグライダーの取り外し方法を問い合わせてみました。

メーカー担当者曰く、古いサッシについての資料もなく、対応することは出来ないとのこと。何とも寂しい回答でした。まあ、ある程度お客様から頂いた写真でやり方の想像は付きますから、伺えば何とかなるように思います。

ただ、このサッシのガラスの交換が、ハメ殺しのFIX側建具でそれも窓が2階にあるような場合は、少々問題が生じます。

それは、ガラス押えの部品の取り外しが室内側で出来たとしても、ガラスを建具から外す為には屋外側の枠に接着されたペアガラスを枠から分離する必要があるのです。

建具が外せないFIXの窓の場合は、その作業を屋外側から行うことになりますが、2階の高い場所となると仮設足場がないと出来ません。その為、足場という事前の準備が必要となる訳です。

ですから、今回のように可動側の建具のガラス交換ということなら、2階の窓であっても特に問題ではありません。勿論、ハメ殺し側の建具であっても、1階にあるサッシであれば作業は大丈夫なんですね。

今月後半になりましたら、八王子までペアガラスの採寸や状況の調査にお伺いするということになりましたが、遠く名古屋から出張する私たちは変わり者ですかねぇ。

でも、調査の際は家の他の部分もチェックして差し上げますし、専門家としてのアドバイスもさせて頂きますから、費用も無駄ではないと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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