梅雨時には気になります

梅雨時には気になります

木が腐ったペラ社ケースメント・サッシ

昨日、ペラ(Pella)のダブルハング・サッシの建具を交換してきたという記事を書きましたが、それとは違う案件でペラ社製ケースメントのメンテナンスをご相談頂きました。

こうやって書くと、ペラというサッシはあまりよくないように思われる方もいらっしゃると思いますが、輸入サッシの中でもペラは品質のよい窓なんです。

ですから、ペラの記事が続いたのは、あくまで偶然であることを付け加えておきたいと思います。

ただ、古いアルミクラッドの木製サッシについては、屋外側の防水が劣化してくると雨漏れする恐れがあると認識している人が少ない為、注意して見守ることを怠ってしまうのです。

今回の問題もそういうことを施工業者から知らされず、お客様も安心してサッシをあまり開け閉めしなかったのではないでしょうか。

木部が黒ずんだだけであれば、サンドペーパーで表面を少しきれいに処理して、防水塗装をしてやればOKですが、指で押して柔らかい状態にまでなっていると建具自体を交換するしかありません。(勿論、サッシ外側の防水処理をすることも言わずもがなです)

このトラブルを機に、一度輸入サッシとの付き合い方を考えてもらえるといいかも知れません。自然素材は手間暇掛けて手入れすることが必要です。メンテナンスを必要としないものが、決して素晴らしいものではありません。

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