施工しづらい場所ですけどね・・・

施工しづらい場所ですけどね・・・

大屋根の穴(補修前)

屋根や外壁などの塗り替えリフォームを行った輸入住宅の現場ですが、写真のように屋根と軒裏との接点の場所に穴が明いているのを見付けました。

ゴルフボール大の結構大きめの穴でしたが、新築当初から明いていたものなのか、それとも何年か経ってから鳥などが明けたものなのか、はっきりとは分かりません。

このままでは、コウモリや鳥などの動物やスズメバチなどの虫が屋根裏に入り込む恐れがあります。

ただ、室内で発生した熱や湿気を逃がす場所が少ない構造のおうちですから、屋根裏結露の問題を起さないようにする為に、そういう空気を出すという点では一定の機能を果たしていたのかも知れません。

現状、屋根や天井から雨漏れしたというトラブルはないようですから、余程の強い雨風がない限り外部からの雨水の侵入は起こらないでしょう。

穴が明いていることのメリット・デメリットを天秤に掛けて、どちらがよりベターであるかを考えた時、やはり屋根裏に生き物が入り込む方が心配だろうと思い、穴を塞ぐことにしました。

リフォームの工事を請け負った際にはなかった工事箇所ではありますが、見て見ぬふりは出来ません。少しの間、生き物の出入りがないことを見守って、穴の封鎖と防水の作業を行いました。

こうした不測の事態は、リフォームや補修の現場ではよく起こることだと思います。でも、工事外だからと言って何もしないのは、施工者としての良心に反します。

勿論、お客様にはその旨案内することは必要ですが、やれることは出来るだけやってあげないと、足場を取ってからでは遅いこともありますからね。(安いペンキ屋さんだと、ちゃんとやってくれないのでしょうねぇ・・・?)

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