昔は、こういった特殊な納まりが多かったのでしょうか?

昔は、こういった特殊な納まりが多かったのでしょうか?

ウェインダルトン製のガレージドア

築24年の輸入住宅に取り付けられたガレージドア。

ここには、ガレージドアが2枚並びで付いていますから、結構見栄えがする外観だと思います

そして、未だに一度もトーションスプリングを交換したことがないとのことですから、異常に部材が長持ちしているガレージです。

でも、木製のドアは、写真のように継ぎ目が外れ、辛うじて原型を保っているといった状態ですから、早めに修理をしなければなりません。

ただ、ここのドアは高さが1.7mしかなく、天井高も2.1~2.2mという非常にタイトな造りになっています。通常のガレージドアは、ドア高が2.1~2.4m。ガレージ内の天井高も2.6~2.9mは欲しいところですから、そのタイトさもお分かり頂けるのではないでしょうか。

狭い空間に何とかガレージドアを施工したいと考えたのだと思いますが、多分標準のドア・パネルを1枚外して高さを低くし、垂直レールも少し下をカットして納めたのでしょうね。

カットしたのがあまりに少なかったのか、トーションスプリングやドラムの位置が極端に高い位置になっています。(恐らく人間の頭が、上のドアに当たらないようにしたのでしょう)

これだとオープナーの取り付け位置も、天井ギリギリでないと納まらなかったのでしょうね。

でも、動き始めが垂直移動になってしまうこうした納まりは、重いドアを動かすオープナーに負担が掛かりますし、その負担がドアの破損にもつながったのかも知れません。

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