せっかく塗り直すなら、ここまでやろう!

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塗り直した木製玄関ドア

半田市で16年前に新築したという輸入住宅の玄関ドア。

何度かご主人様も市販の塗料で塗り直しをされたようですが、防水面の性能や色の褪色といった点ではあまりいいものではなかったようです。

いっそのことアルミの国産ドアに交換することも考えたそうですが、まだ何とか蘇らせることが出来そうだということで、金物類の交換・ドアのバランス調整、防犯性能の強化、パラペイントのティンバーケアでの塗り直しの実施を提案しました。

まず、ドアのヒンジ(蝶番)やハンドル類を金色から全て黒っぽい色に交換して統一しました。これだけでも重厚感が出るはずですが、ダブルロックの鍵もディンプルキーの防犯強化型のものにした上で、ラッチ・バーを隠すガードプレートを装着してあります。(写真が小さくてよく分かりませんが・・・)

塗り直し前のドア

長年の使用で垂れてしまった重いドアも、建て起こしを修正して敷居に擦らないようにしましたし、ドア枠に装着してあった気密パッキンの古いウェザーストリップも全て交換。お部屋の気密・断熱性もよくなりました。

そして、最後に塗装に入る訳ですが、まずは新しい塗装が馴染むように古い塗装や汚れを除去。その上で着色剤を下塗りした上で、防水塗料のティンバーケアを2回塗ってあります。つまり、この玄関ドアの塗り直しには、3回の塗装が行われているということになります。

ティンバーケアは、2度塗りすれば5年の耐久性がありますから、庇(ひさし)に奥行のある玄関であればもう少し塗り直しまで時間が稼げるように思います。

リフォームを修繕で終わらせるのでは詰まりません。せっかくなら、雰囲気を新たにリノベーションまでしてみては如何でしょうか。

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