傷付いた玄関ドアの敷居

傷付いた玄関ドアの敷居

傷付いた玄関ドアの敷居

輸入住宅に限らず、アルミドアの国産住宅でも玄関ドアは徐々に下がってくるものです。

ドアの敷居(ボトムシル)には、写真のように釘で引っ掻いたような跡がたくさん付いています。

これは、ドアの下端がアルミの敷居に擦った時に出来た傷なんです。

通常は、ドア下に取り付けられた気密パッキンのウェザーストリップが敷居との隙間を埋めているだけですが、それ以上にドアが下がってきた結果がこの状態です。

こうなると、玄関ドア下が傷むだけでなく、ドア自体も歪んできますし鍵も固く閉まりにくくなるはずです。また、これが進むと鍵(ロック・シリンダー)が破損することにもつながります。

家は常に皆さんにサインを送ってくれています。家はあなたに様々なトラブルを気付いて欲しいと思っています。一つの現象から今そこで何が起こっているかを類推し、どう対処しなければならないのかを考えることが大切です。

皆さんがどうしていいか分からなくても、何か不具合が起こりつつあることだけは分かるはずです。それを我々のような専門家に伝え対処を相談することで、家を正しくメンテナンスしていけます。

何か変だなと気付くことこそが、家づくりの基本かも知れません。防犯上問題となる鍵の破損ですが、それが起きる前に気付いて下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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