信なくして、建たず

信なくして、建たず

インフラの引き込みチェック

今日は、名古屋市南区にお住まいのK様邸にお邪魔しました。

今お住まいの場所の近くに、二世帯の輸入住宅をご計画とのことで、NETを通じてお問い合わせを頂きました。

今までいろいろなビルダーさんともお話し合いをされてきたということですが、ここの会社にしようという最終決定がどうしても出来なかったのか、最後に私共 ホームメイドを選択肢として入れて頂いたようです。

外壁にレンガも積むし、それも四面全て二階まで全部積むなんてバカなことをします。また、室内も全てドライウォールで仕上げるなんて手間を掛けますから、当然費用も嵩みます。予算も限られているというお話を伺っていますし、競合する他社もたくさんいらっしゃるという状況ですから、うちは安く出来ますよとアピールしたいというのが人情です。

外壁のレンガも止めてサイディング張りに、ドライウォールも止めてビニールクロスにすれば、他社と同じ仕様で同じくらいの価格を実現出来ますと言えば、商売としては正しいのでしょうが、私が理想とするものとは違ってきます。お客様がホームメイドでお願いしたいと考えた場合、本当にそれでいいのでしょうか。

ホームメイドを選びたいという気持ちは、他のビルダーさんにないものがあるという処からしか生まれないような気がします。勿論、素材や施工だけが独自の商品ではありません。私自身の物事の考え方や価値観といったものも商品であるはずです。

私の思いから出てきたレンガ積み外壁やドライウォールであれば、それを止めてしまえば私自身の商品価値も失われると思います。であれば、価格以上の高い価値をちゃんと伝えて、堂々と予算を提示していくことこそ、大切なのではないでしょうか。

「信なくして、建たず」、家づくりだけでなく、商売でも一番必要なことかも知れません。

打合せの帰りに、建築予定の敷地チェックをしてきました。まだうちでやるとなった訳ではありませんが、その準備を少しでもすることが次へとつながる一歩となるはずです。

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