窓枠そのものを構造にする輸入サッシ

窓枠そのものを構造にする輸入サッシ

窓そのものを構造にする輸入サッシ

ハード社を買収して一部門にしてしまったシエラ・パシフィック社。

ハード(Hurd)の名前はなくなってしまいましたが、今までと同じものをこれからも供給してくれるという点では、ひと安心です。

そんなシエラ・パシフィック社の輸入サッシですが、新たなラインナップとして写真のような製品をアメリカ国内向けに作っているようです。

写真をよく見ると分かりますが、屋外側のアルミフレームの内側にいくつも木を重ね合わせた太い木製(集成材)フレームが形成されています。

通常のアルミクラッドの木製サッシであれば、窓枠程度の厚みしかない木が使われていますが、こちらは窓枠そのものを構造材として活用しようという試みのようです。

地震国の日本にとって、窓が建物の柱構造の一部として機能するということは願ってもないことのように思えますが、横揺れに強い筋交いや構造壁の機能をこの窓枠が果たしてくれることはないでしょうから、あくまで開口部の更なる補強と考えた方がいいと思います。

国産のアルミサッシやアルミ複合サッシのフレームは、全く強度の役には立たない柔いものですから、こうしたサッシを輸入住宅に取り入れるのは面白いですね。

近い将来、この製品も国内で手に入るようになるかも知れませんよ。勿論、私たち ホームメイドなら、輸入することは可能です。

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