トイレには防水性のある床材を

トイレには防水性のある床材を

便器を外したトイレ床

先日、便器が結露を起こして床材が黒ずんでしまったという記事を書きましたが、今回便器を外した様子を写真に撮りました。

ご覧のように洋便器の周囲に沿う形で染みが付いています。また、その内側も全体的に染みが広がっているのが分かります。

左隣に丸く染みがあるのは、シャワー便座の給水フレキ・ホースが水漏れしたことによるものです。

長い間、染みになった状態のまま使っていらしたようですが、その割には劣化による損傷は少ないようですが、合板フローリング自体の剥離が所々に見受けられ、きれいに剥がして平らにしてから新しいクッション・フロアを張りました。

やはり、水回りにはフローリングは不向きな気がしますね。

施工後のシャワートイレ

あと、便器の周囲に沿って出来た染みと全体的に広がった染みは、原因が違います。

周囲の染みは、おしっこを便器の外に飛ばして出来たものであり、広がった染みは給水配管からの漏れや便器自体の結露によるものだと考えられます。

その両方の問題を解決する為には、まず床を防水性のあるもの(クッション・フロアや大判のタイル)で施工して、その上で水漏れしにくい樹脂系の給水ホースが付いた防露便器に交換することをお勧めします。

家づくりでは、ちょっとした気遣いをすれば気持ちよく使えるものにすることが可能なんです。

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