ギアが摩耗したら、本体もそろそろ交換?

ギアが摩耗したら、本体もそろそろ交換?

ギアが摩耗したガレージオープナー

木製ドアの付いたガレージは、車好きの憧れですが、名古屋市のお客様から電動モーターのオープナーに電源は入るのだが、空回りしてドアが動かせないという相談を頂きました。

こういう場合、その多くはオープナーに内蔵されているギアが摩耗して噛み合わなくなった為、動力がチェーンを通じてドアに到達しなくなったことが原因です。

通常、ギアの多くはプラスチックで出来ており、ドアの左右のバランスが崩れたり、トーション・スプリングが伸びてしまい、巻き上げの力を発揮出来なかったりして、オープナーに無理な力が掛かってしまうと、そのうちギアが破損してしまいます。

今回もそうした原因でギアが破損したのかと思ったのですが、ギア以外に不具合箇所はありません。ガレージ・シャッターの動作も全く問題ない状況です。

ただ、このガレージ・ドアを設置してから、既に17年という月日が経っており、その間全くメンテナンスらしいことをしてこなかったそうですから、経年劣化でギアがすり減ったということなんでしょうね。長年、よく頑張ったと思います。

そういった意味では、この白いギアだけでなく、オープナーの他の部品も相当程度ダメージがあるかも知れませんから、そろそろオープナー自体の交換時期と考えた方がよさそうです。

今は、旧式のチェーン・ドライブではなく、静かでメンテナンスが殆ど要らないスクリュー・ドライブの電動オープナーが出てきていますから、そうしたものに交換するいい機会です。(更に音が静かなベルト・ドライブもありますが、将来のベルト切れのリスクを考えると、スクリュー・ドライブがお勧めです)

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<関連記事>: 新しいのは、静かですよぉ~ (2016年6月25日)

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