レンガ積み外壁の耐震金物

レンガ積み外壁の耐震金物

JR東京駅の赤レンガの外壁には、こうした耐震金物は入っていないと思いますが、関東大震災の際でもレンガの壁はビクともしませんでした。

そうは言っても、今後どんな大きな地震が発生するか分かりません。ですから、私たちが建てるレンガ積みの輸入住宅では、3つの耐震金物を外壁に施工します。

ラダー・タイは、ハシゴ状の鉄筋でレンガを横方向につなぎます。縦筋は、太い異形鉄筋を使ってレンガを縦方向につなぎます。そして、ブリック・タイは、2x4の木造構造とレンガの外壁とを緩やかにつないでお互いを支え合うようにします。

また、レンガの外壁と構造体との間には通気層を設けて、万一の雨の侵入に備えているばかりか、外の断熱層としても機能します。当然、レンガは防火材としての機能も発揮します。

レンガは古い素材と思われがちですが、これ程長持ちする素材は最新の外壁材でも存在しません。子供たちにも残せる財産として、100年後でも美しいレンガの家を造ってみませんか?

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<この家の作品紹介>: 赤い総レンガの家 ~H邸~

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