木製輸入サッシの腐れ

木製輸入サッシの腐れ

今回ご相談頂いた窓は、マーヴィン社製アルミクラッドのダブルハング・サッシ。

上げ下げするタイプの窓ですが、その上側の建具(サッシュ)のコーナー部分が黒ずんで腐ってきているようです。また、建具に仕込まれている金具の一部が脱落して、建具自体が傾いてしまうようで、取り敢えず建具をロックして固定している状態だそうです。

こういう場合考えられる原因は、屋外側のアルミ部分に何らかの隙間が生じて、そこから雨水が内部に侵入してしまい、木製枠を腐らせてしまったということでしょう。それ以外には、ガラスと建具枠とが接する部分の防水材が劣化して、そこから雨が侵入したということも考えられます。

何れにしても、こういう場合は建具を新しいものに交換しなければいけません。幸い上側の建具(障子)だけしか不具合がないようですから、これだけを交換すれば元通りです。

もしここまでひどいことにならず、サンドペーパーで汚れを落したり、防水コーキングを打ち直したりするくらいでOKなら、Paraのティンバー・ケアで補修(塗装)しては如何でしょうか。

輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 交換すれば、元通り (2015年6月12日)

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