塩ビ製雨樋の塗装

塩ビ製雨樋の塗装

現在、ホームメイドが施工する輸入住宅では、焼き付け塗装されたアルミ製の雨樋を使っていますから、10年で再塗装するということはありませんが、設立当初や前職の際に建てさせて頂いた住宅では、塩化ビニール(塩ビ)製の雨樋を使っていました。

塩ビの樋は、他社の住宅では当たり前の資材ですが、風雨や紫外線に曝され表面劣化を起します。その為、10年毎くらいに樋の塗り直しをしなければなりません。そうしないと、可塑剤(塩ビに柔軟性を与える物質)が抜けて簡単に樋が割れるトラブルに見舞われます。

古い家の樋が割れているなんてことが、皆さんの家のご近所でもありますよね。

このおうちは、レンガ積みの外壁でアスファルト・シングル葺きの屋根ですから、メンテナンスをする場所は限られますが、通常のお宅でしたら、10年毎の外壁・屋根の塗り替えの際には、雨樋の塗り替えも忘れずに行って下さいね。

樋や軒の再塗装をしないで、費用を安く上げたように見せる塗装業者がいるとすれば、それは手抜きと同じです。家の外装等の塗り直しをご希望の方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: アルミの雨どいは、北米製 (2008年3月14日)

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